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Bの部屋(小説「BLOOD」)

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BLOOD1:6~涼子~朝の風景

6~涼子~朝の風景
 

 どこの家庭でも朝はやはり慌ただしい。須藤家も皆が裸同然であるということ以外は、普通の家庭と同様の朝を迎えていた。

「うっわぁ、・・・寝坊しちゃったぁ・・・」

 階段をばたばたと下りてくる音がして食堂のドアが勢いよく開き、パンツ一枚身につけていない弘平が入って来た。

 今起きたばかりなのだろう、自慢の長髪も寝癖でぼさぼさで、股間には巨大な肉棒がそそり立っている。

「おはよ~う、好ちゃん。」

 涼子が、読みかけの朝刊から目を離し声をかける。今日はまだ髪をアップにまとめていないため、肩から流れたロングヘアーが豊かなバストにかかっている。

 フレームレスの眼鏡をかけた理知的に見える目元と、黒いガーターストッキングしか身につけていない白い肌のアンバランスが、何とも言えず艶っぽい。

「顔ぐらい洗ってきなさいよ!もうすぐ朝食よ!」

 キッチンから、麗奈の顔が覗く。今日のエプロンはレモン色にひまわりのワンポイントが入ったものだ。

 母親よりしっかりしている麗奈の性格のため、家族の世話をこまごまとやくのは常に彼女の役目になっている。

「ふぁ~い!」

 あくびとも返事ともつかない声を出し、弘平がまた出ていこうとする。その背に涼子が声をかけた。

「弘ちゃん?」
「んぁ?」

 テーブルの上に新聞を置き、キッチンの様子をうかがいながら、振り向いた弘平の足下にひざまずく。麗奈に聞こえないように声を潜めている。

「弘ちゃん、おしっこまだでしょ?・・・ママにちょうだい!」
「ん、いいよ。」

 右手で分身を支え、母の口元に差し出した。

「ちょうどしたかったんだ。こぼさないでよね。」
「ふふ・・・、もちろんよ。」

 巨大な肉棒の先端をほおばると同時に、熱い奔流が待ちかねたように涼子の口腔を打つ。

「んん!・・・・んぐ・・・んぐ・・・」

 息子の朝一番の尿を、喉を鳴らして飲みこむ涼子。目一杯溜まっていた大量の尿を、涼子は息もせずに懸命に飲み込まねばならない。一度でも休んだら、むせて吹き出してしまいそうなのだ。

「・・・んん・・・んん・・・・んぐ・・・んぐ・・・んん・・・」

「あーーー!二人でなにしてんのよぉー!」

 キッチンの方から麗奈の叫び声が響いた。見るとキッチンの入り口に、麗奈が頬を膨らませ腰に手を当てて立っている。片手にフライ返しを持っているのがおかしい。

「あ・・・いや・・・ママがさぁ・・・」

 いまさら慌てたところで、涼子の喉に注がれ続けている尿は急には止まらない。麗奈がつかつかと歩いてきて、涼子の尻をフライ返しでペタペタと叩く。

「マァ・マ!な・に・し・て・ん・の・よ!」
「んむ・・・んんん・・・・」

 涼子が尻をくねらせた。

「弘ちゃんのおしっこ、独り占めするなんて・・・ずるいわよぉ!」

 なおも尻をペタペタと叩く。

「もぉ、ママったらぁ!・・・ママ!いいこと?最後の一口は私にも分けてよね。」

 息子の巨根を加えたまま、涼子が懸命に頷いている。

 永遠に続くかと思われた水流がようやくその勢いを弱めてきた。最後の一滴まで搾り取り、涼子が名残惜しそうに口を離す。

「・・・んん・・・」

 麗奈に言われたとおり、頬を膨らませその口いっぱいに弘平の小水を含んでいる。
 

「はぁぁぁ・・・、すっきりしたぁ。・・・じゃ、姉さん、後は任せるから。」

 弘平があっさりと廊下へ出ていった。さすがに朝から、これ以上母や姉と戯れている暇はないということなのだろう。

「うふ、・・・ママ、ちょうだい。」

 立ち上がった涼子に麗奈が口を寄せる。美しい唇が重なり、母の口から娘の口へと弘平の液体が流し込まれた。

「んん・・・・・・・・」

 麗奈が幸せそうに喉を鳴らしてそれを飲み込む。

「・・・んふん・・・・んん・・・・」

 涼子の口中の液体は、とうに尽きたはずなのに二人の口づけは終わらない。舌を絡ませ、唾液を交換しあう。

 涼子の手が麗奈のエプロンの裾をまさぐり、無毛のクレバスに触れようとしたところで、麗奈が腰をくねらせ身をかわした。

「ダメよ、ママ。ご飯の支度ができなくなっちゃう。」
「あぁん、麗奈ちゃん・・・」

 物欲しそうな涼子の頬に軽く口づけをし、麗奈はキッチンへ行ってしまう。
 
「だぁれもママの相手してくれない。・・・つまらないわぁ・・・」

 一人取り残された涼子は仕方なくテーブルに戻り、再び朝刊を手にすると、麗奈に聞こえるよう、わざと大きい声を出した。

「朝はみんな忙しいの!家事一つしないのに、なに言ってるのよ!」

 キッチンから麗奈の声が聞こえてきた。

「ぶつぶつ言ってると、朝食食べさせてあげないわよ!!」
「はぁあ~い・・・」

 ようやく諦めたのか、涼子は仕方なく自ら秘唇をまさぐり始める。

 やがて涼子の喘ぎ声がキッチンにまで響き、麗奈は苦笑しながら焼きかけのベーコンエッグをひっくり返した。


 
「まぁ、誰が一番かって言ったって、ママの右に出る人はいないわよ。」

 しばらく後、三人が食卓に向かい朝食を取りながら、この家で誰が一番スケベかという話題で盛り上がっている。

 学校へ行かねばならない弘平だけが身支度を整え、きっちりと制服を着ているが、涼子と麗奈はさっきと同じ格好である。

「なんたって、弘ちゃんのおしっこ飲んだくらいで感じまくっちゃって、朝から一人でオナニー始めちゃうんだから。」

 麗奈はミルクを飲みながら笑っている。グラスの中身は、今朝搾った麗奈自身の母乳と、ジューシィー、フルーティーのミックスミルク。涼子も弘平も同じものを飲んでいる。

「ぐらい、ってなんだよぉ!姉さんだって僕のおしっこ、美味しいっていつも言ってるじゃないかぁ。」
「う・・・、で、でも私はちゃんと家事してるし、朝から食堂でオナったりしないもん。」

「ママだって・・・、さっきのは麗奈ちゃんのキッスがあんまり上手だったから・・・。そうよ、あんなに感じるキッスができる麗奈ちゃんが一番スケベなんじゃないの?」
「マ・マ・ぁ・・!」

 結論なんてどうでもいいことは三人ともわかっている。毎朝同じように繰り返される、たわいもない話題の一つなのだ。

 トーストとベーコンエッグとサラダを頬張りながら、家族の談笑は続く。

 
 涼子と麗奈の格好と話題の中身を除けば、どこにでもある幸せな家庭の朝の風景・・・。

 ただ、今日は三人にとって特別な日でもあるのだ。

 食事を終えた弘平が席を立つ。

「じゃ、僕行くわ。今日は予定どおりでいいんだよね。」

 母と姉の顔を見渡す。
 涼子が答えた。

「ええ。6時にトワイライトホテルのレストランよ。遅れないでね。」
「うん、家には寄らないで直接行くから。なんたって姉さんの20才の誕生日だもの、遅れたりしないさ。」

 そう、今日は麗奈の20才の誕生日なのだ。成人の記念に有名ホテルのレストランで家族三人、祝杯を挙げようという計画になっている。

「そんなにしてもらっちゃって、いいのかなぁ・・・。楽しみだわぁ。トワイライトホテルのお料理って美味しいのよねぇ。」

 麗奈がため息をつく。麗奈も弘平もそんなところへ行った経験は、数えるほどしかない。一流のホテルだけあって料理の評判もすこぶるいいが、値段も超一流なのだ。

「いいの、いいの。いつもお世話になってる麗奈に、今日はママからのお礼よ。・・・席だって、支配人にお願いして窓際の眺めの一番いい席を予約してあるのよ。」

 涼子がこともなげに言う。そんな融通が利くということが、涼子の顔の広さをものがたっている。

「ま、楽しみにしてるよ。・・ママこそ遅れるなよ。」

 一瞬、涼子と弘平の視線が絡み合ったが、麗奈は何も気付かなかったようだ。

「わかってるわ、弘ちゃん。・・行ってらっしゃい。」
「行ってらっしゃい、弘ちゃん!」
「うん、行ってきまぁ~す。」

 弘平が鞄を担いで出ていき、麗奈は食事の後かたづけに立ち上がった。

 その後ろ姿を涼子が見つめる。・・・その瞳には、何かいたずらっぽい、・・・そして、きわめて好色そうな光が輝いていた。
 
 
  1. 2012/06/02(土) 10:18:54|
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BLOOD1:5~涼子~告白のあと

5~涼子~告白のあと
 
 涼子の、長い告白が終わった。興奮に目をぎらぎらさせながら聞き入っていた麗奈と弘平が同時にため息をつく。

「はぁ~・・・」
「へへぇ~・・・」

 涼子も話し疲れたのか、椅子に縛られ、むき出しの秘部から愛液を溢れさせたまま幾分放心状態のようになっている。

「それで、・・・ママのペットがまた一人増えたってわけね。」

 麗奈も相当興奮しているのだろう、無意識に股間に伸びた指先で自らの肉芽をくりくりと嬲っている。その横では、弘平も巨大な分身をゆっくりとしごいている。

 そんな二人の様子が目に入っているのかいないのか、気だるげな表情で涼子が答えた。

「そんな・・・ペットだなんて・・・あの人はとっても素敵な人よ。」
「なぁに、意味不明のこと言ってるのよ。・・・まぁ、いいわ。」

 麗奈が笑いながら立ち上がり、涼子に近づく。

「約束だから、とりあえず淫乱変態ママへのご褒美をあげるわね。私もそろそろ限界だから、・・・・弘ちゃん、アレ持ってきてくれないかなぁ。」

 弘平が頷き、股間の一物をそそり立たせたまま部屋を出ていき、すぐに何物かを手にして戻ってきた。

 母親を拘束していた戒めをほどき、麗奈と弘平が今まで座っていたソファーに横にならせる。

「あぁ、・・・麗奈ちゃん、なにを・・・」

 ソファーの背に片足をかけ、麗奈が涼子の顔を跨いだ。

「ふふっ、まずは変態ママへのご褒美よ。・・・たくさんお話しして喉が渇いたでしょ。ほぅら!」

 涼子の目の前の麗奈の秘唇から、突然黄色い液体が迸った。黄金色に輝く奔流が、じゃあじゃあと派手な音を立てて涼子の顔面を打つ。

 慌てて大きく口を開き、娘の放尿を受け止めようとするが、涼子の髪も眼鏡も、大量の尿にみるみるびしょ濡れになっていく。

「あああ・・・あうあう・・・んあ・・・んぐんぐ・・・んんんっ!」

 それでも一滴も逃すまいと、涼子は必死に喉を鳴らして飲み続ける。

「あああーー、気持ちいいわぁー、・・・おしっこいっぱい出ちゃうぅーーー、ママ、たくさん飲んでぇー、・・麗奈のおしっこ飲んでぇーー・・・」

 両手で自分の乳房を揉みながら麗奈は上体を反らせ、驚くほど大量の尿を放出し続けていた。最後には母親の顔面に自分の秘部を押しつけ、擦り付けるようにしながら尿を垂れ流す。

 涼子もそれに答えようと、顔中を娘の尿と愛液でヌルヌルにしながら尿が止まったあとも、麗奈の秘唇を貪り続けていた。
 
 その様子を、戻ってきた弘平があきれたように眺めている。

「あーあ、二人で楽しんじゃってぇ~。しょうがないなぁ・・・」

 麗奈が振り返り、ようやく母親の顔面から下半身を動かした。ようやく口元が自由になった涼子は、新しい酸素を求めてはぁはぁと喘いでいる。

「ほら、姉さん、これ!」

 弘平が持ってきたものを姉に手渡す。・・・双頭のディルドウ、それも半端な大きさではない。

 グロテスクなほどリアルに男性器を模した、大根ほどもあろうかというディルドウが表裏双方にくっついている。その大きさは弘平の巨大な肉棒と比べても遜色が無いほどである。

「うふふ、・・・これこれ、これよねぇ・・・」

 嬉しそうにそれに頬ずりすると、麗奈は自らのクレバスにあてがった。ズブズブと淫液を溢れさせながら、巨大なディルドウが麗奈の秘唇にめり込んでいく。

「あああーー!いいわぁーー!・・・オマンコが一杯になっていくぅ・・・・」

 弘平は母親の顔を覗き込んだ。娘の愛液と尿に濡れたその顔は、幸せそうな笑みを浮かべていた。

「ママ?」
「なぁに、弘ちゃん?」
「姉さんの準備ができたよ。さぁ、おいで。」

 母親の体を優しく抱きかかえ、腰から巨大なペニスをそそり立たせて横たわっている麗奈に跨らせる。

「あぁ、麗奈ちゃん・・・・」

 溢れる期待に喘ぐ母親の体を、挿入の寸前で止め、後ろから弘平が囁く。

「ママ?・・姉さんにお願いすることがあるだろ?・・・淫乱変態ママらしく、ちゃんとお願いしないとなにもしてもらえないよ。」

 そう言って母親の乳首を爪を立てて抓った。

「きゃあ!ああーーっ!・・・・痛!・・・いっ! いいぃぃーーーーっ!」

 血がにじむほどに乳首の痛みも、今の涼子にとっては快感を高めるものでしかない。弘平が暗示した言葉を、涼子は喘ぎながら口にした。

 麗奈がうっとりとそれを聞いている。

「麗奈ちゃん、お願いします。・・・その・・・その逞しい麗奈ちゃんのオチンチンで、・・・ママの、・・・淫乱牝犬の・・・オマンコを貫いて、・・・グチョグチョにかき回してください・・・・」

 涼子の体の下の麗奈が頷いて手を伸ばした。

「いいわ、ママ、・・・来て。・・・ど淫乱牝犬のグチョグチョオマンコを私のオチンチンで串刺しにしてあげるわ。」

 弘平が母親の体をゆっくりと沈めていくと、大量の淫液を溢れさせている涼子の秘唇は、さほどの抵抗もなく巨大なディルドウを受け入れていく。

「あ、・・あああ、・・・・いい・・・・麗奈ちゃんのオチンチンが、入ってくるぅ・・・・・ああ、いいわぁ・・・」

 当然、涼子が挿入した分、麗奈が挿入しているディルドウにも重みが増すことになる。

「んあああーーー、ママーー、・・・ママと・・・つながってるの・・・・いい・・・・」


 やがて、互いの秘唇にきっちりと根元までディルドウを納め、二人はきつく抱き合った。

「ああ・・・変態ママのオマンコが麗奈をおかしくするわ・・・」
「麗奈ちゃんのオチンチンで、ママのオマンコ一杯よ・・・」

 弘平の目の前には、母と姉の結合部が晒されている。巨大なディルドウを受け入れ、白い淫液を溢れさせながら二つの秘唇が互いを貪っている。

 そして、その上では母の菊蕾がその動きにあわせるかのようにヒクヒクと蠢いていた。

 弘平がにやりと笑い、自らの巨大な肉棒の先端で母の菊蕾を突く。

「ママ?・・・変態牝犬のママ?」

 涼子が振り返った。実の娘とつながっている快感に、その表情には知性のかけらも感じられない。その顔の下では、麗奈がこれも呆けた表情でことの成り行きを見つめている。

「そろそろ最後の仕上げだよ。・・・今日、新嶋のチンポをここに入れてもらったって言ったね。」

 涼子が頷く。その口元はだらしなく緩み、涎を流している。

「ええ、・・・先生の逞しいオチンチン、・・・素敵だったわ。」

 きれいだ。・・・母親の表情を見、弘平は心からそう思った。

「僕のこれよりも?」

 再び肉棒の先端で母の菊蕾を突く。

「新嶋のチンポと僕のチンポ、どっちがいい?・・・今日はもうお腹いっぱいでいらない? ねぇ、変態ママ? ママのいやらしい尻の穴は、もう何もいらないのかな?」

 涼子は狂喜した。飼いならされたペットのように、おねだりの台詞がすらすらとその口から発せられる。

「ああん、弘ちゃんのいじわるぅぅぅ! もちろん!もちろんよぉぉ! 弘ちゃんのオチンチンが一番。・・・弘ちゃんの立派なオチンチンと比べたら、先生のオチンチンなんて堅さも大きさも全然なのぉ!・・・弘ちゃんのオチンチンが一番!イチバン好きなの!」
 巨大なディルドで実の娘と繋がったまま、涼子はその豊かな双臀を物欲しそうにゆらゆらとくねらせた。

「ぁぁぁ、弘ちゃん・・・ねぇ、お願いぃぃ、・・・ちょうだい。ママのお尻に、弘ちゃんの・・・あぁぁ、弘ちゃんのおっきなオチンチン入れてぇ~・・・変態ママのぉぉ、お尻ぃぃ・・・ウンチの出る穴にぃぃ、ぶっといオチンチン突っ込んでちょうだぁぁぁい!!」


 母の淫らなおねだりに弘平が満足そうに笑い、腰をぐっと突きだした。

 先走りの液ですでにヌルヌルになっていた弘平の肉棒が、涼子の菊門をこじ開けメリメリと入っていく。

「あああああーーーーーっ!・・いっ、いいいーーーーーっ!・・・弘ちゃんのオチンチン! オチンチンさいこぉぉぉぉぅーーーーっ!・・・お尻っ!お尻、感じるぅーーーーーっ!!」

 薄い粘膜越しに、弘平の分身の感触が双頭のディルドウに伝わり、麗奈もそれを感じとった。

「あっ、あぁぁん!・・・弘ちゃんのオチンチン、感じるわ。・・・・ママのお尻に入ってる。・・・弘ちゃん、・・・動いて、・・・ママのお尻、ずんずん突いてあげてぇ・・・!!」


 弘平が口元を緩め、腰を動かし始めた。母子三人が一つに繋がりになり、同じ快感を味わう。なんと淫らな光景だろうか。

 最初はゆっくり、次第に早く長く肉棒を出し入れする。そのたびに母の腸壁がまとわりつき、弘平の分身を締め付ける。蕾肉が中に押し込まれ、また引きずり出される様が卑猥きわまりない。

「うっく、・・・すごいや。・・・ママの尻、最高だ。・・・・姉さん、・・・姉さんも動いて・・・」

 麗奈も二人の下で腰を揺らし始める。次第に3人の息が荒くなり、動きが速まっていく。

「あ、あぁぁ、いいっ!」
「ぁぁぁん、すごい! すごいのぉぉっ!」


 ぐっちゅぐっちゅ、ヌルヌル、ジュポジュポ・・・


 3人の性交は永遠に続くかと思われたが、最初に絶頂を極めたのは涼子だった。

「ん!あぁ!もう・・・ダメ、・・・ママ、我慢・・・でき・・・ない・・・ああぁぁっ!・・・いっ、いくっ!」

 やはり膣とアナルの両方から刺激を受けているためだろう、いったん限界を超えるとそのエクスタシーの波は圧倒的な勢いで涼子の理性を押し流していった。

「・・・麗・・奈・・ちゃん!!・・・・弘・・ちゃん・・・マ、ママ、いっちゃうぅぅっ!!・・・あっ!あぁぁぁっ!ああぁぁぁーーーーーっ!」

 すらりと長い涼子の脚が突っ張り、背が大きくのけぞりその身体が硬直する。

「あぁっ!ああぁぁーーーーん!!・・うああぁぁーーーーーっ・・・・!!」

 その脈動がディルドウを通じて伝わったのだろう、次に達したのは麗奈だった。膣に母のエクスタシーを感じ、限界まで高まっていた快感が一気に爆発した。

「あああぁぁぁーーーーんんん!!」

 全身を硬直させ、麗奈もまたうねるような快感に身をゆだねる。膣が大きく収縮運動を繰り返し、やがて、全身をかけめぐる快感の渦が押さえきれないほど巨大にふくれあがった。


「ん!・・・ああぁぁぁぁ!!!・・・ マママぁぁぁぁーーーーっ! 弘ちゃぁぁぁぁーーーーんっ!」

 解放された快感に全身がびくんびくんと痙攣する。

 それとほぼ同時に、弘平も限界を向かえていた。母の絶頂による肛門の収縮に、さすがの弘平も耐えきれなかったのだ。

「ん・・・・!いく・・・!・・・ママ!・・・姉さん!・・・いくよぉぉぉぅぅ・・・!!」

 ひときわ激しく腰を突き上げ、弘平は思う存分母の腸内にその精をぶちまける。


 結局、3人はほぼ同時にエクスタシーに達したのだった。

 そして、3人は互いにつながったまま、ぐったりと体を重ね、快感の余韻に身をゆだねた。

 心地よい気怠さが3人を包みこむ・・・。
 

「あああ・・・んんん・・・」
「うううぅぅーーん・・・んん・・・」

 麗奈が手を伸ばし、ディルドウを母と自分の膣から引き抜いている。涼子も重い腰を上げ、それに協力する。

 ズルルッと巨大なディルドウが二人の秘唇から抜け落ちた。

 ごぽっといやらしい音を立て、白く濁った淫液がぽっかり口を開けた二つの膣口から溢れ出る。同時に、少し柔らかくなった弘平の分身も涼子の菊門から押し出された。

「ふうぅ・・・」

 弘平が身を離すと、麗奈が猫のように素早い身のこなしで体の向きを変え、涼子の肛門に下から口を付ける。

「ううんん・・・・じゅる・・・じゅる・・・んんぐ・・・」

 母親の菊蕾に口を付け、溢れてくる弟の精液を啜っているのだ。舌先に絡みつくような濃い精液を、麗奈は喉を鳴らして飲み込んでいく。

「・・・じゅる・・・んぐ・・・んぐ・・・んあん・・・美味しい・・・」


 弘平が笑ってそれを見ている。

「姉さんも好きだなぁ。」
「だぁってぇ~、弘ちゃんのザーメンもったいないもん。・・・それに、ママの変態なお尻の穴、美味しくって・・・」

 麗奈は、弘平の精液が尽きても名残惜しそうに、舌を伸ばしていつまでも母の菊蕾の襞を舐めていた。そうしながら時折蕾の中へ舌を突っ込んだりする。

 そのようにされては、涼子もたまらない。

「ぁぁん、麗奈ちゃぁん、そんなにされたら、ママまたおかしくなっちゃうわぁ!」

 涼子も、お返しとばかりに娘の秘唇に顔を埋める。舌を膣口へ差し入れ、愛液を掻き出して啜る。

 快感の波がまた押し寄せてこようとしていた。

「ねぇ、弘ちゃんもここに来て。」

 涼子が顔を上げ、弘平を誘う。

「変態ママに、弘ちゃんのお尻を舐めさせてちょうだぁい。」

 弘平は嬉しそうに頷くと、姉の下半身に跨りソファーの背に腹を付け、母に向け尻を突き出した。涼子が両手で息子の尻肉を開き、形の良い菊蕾をむき出しにさせる。

「ふふ・・・、弘ちゃんのお尻・・・美味しそうね・・・」

 舌を伸ばし、息子の蕾の襞を丁寧に舐め始めた。

「んんん・・・・」

 アナルを舐められて感じるのは、男も女も同じである。尻の穴に舌まで入れられて、かき回されてはたまらない。

 堅さを取り戻してきた弘平の分身が麗奈の太腿に当たっている。

 それに気づいた麗奈が、愛液にまだ濡れている太腿に弘平の肉棒を挟み、ヌチャヌチャと擦り合わせた。

「んあ・・・すごい・・・ママ、・・・姉さん、・・・すごくいいよぉ・・・」

 麗奈の口は相変わらず母の菊門を舐め続けている。首のあたりに母の愛液が滴っているのが嬉しい。

 太腿に感じる弟の肉棒のヌルヌルした感触も心地よく、麗奈の快感を次第に高めていく。

「ママ、・・・ママ、・・・気持ちいいよ。・・・チンポも気持ちいい。・・・あぁ、姉さん・・・」

 母の舌で肛門を刺激されていた弘平が、やがて、母が待ち望んでいたものをもよおしてきたようだ。菊蕾がヒクヒクし始める。

「ああ、・・・・ママ、・・・・ウンチ出そうだ。・・・・んんん・・・・」

 涼子はかまわず、襞の中に舌を突っ込んで舐め回している。

「あぁぁー!ママァ、・・・・出るよぉ、・・・ウンチ出ちゃうよぉ!」

 涼子の舌ですっかり解きほぐされた弘平の菊門が盛り上がり、茶色の塊が顔を見せる。かなりの太さの便塊が襞を押し開き、生み出されてきた。

 同時に弘平の腰に震えが来た。麗奈の太腿に挟まれたまま、射精してしまったのだ。麗奈の腿にドロリと精液が流れていく。


「あああぁぁぁ・・・・、んんんん・・・・・・・」

 弘平の菊門から溢れ出ている大便を、涼子は口で受け止めていた。陶然とした表情で大きく口を開き、口一杯に息子の糞便を蓄えていく。

 口に入りきらず溢れた便塊は、麗奈の腹部に落ち小山を築いている。

 ゴポッ・・・涼子の膣が、また大量の淫液を溢れさせた。娘に菊門を嬲られながら息子の便を食する快感に、軽いエクスタシーに達してしまったようだ。

「はあぁぁぁーーー」

 大きなため息と共に、ようやく排泄を終えた弘平が、ソファーの背にがっくりと体を伏せる。

「んぐ、んぐ、・・・・んんん・・・」

 涼子も口中一杯の大便をようやく咀嚼しつくす。体を起こし、娘の腹部に山盛りになっている便塊に目をやると、麗奈も母の尻から顔を離す。

「うふふ・・・麗奈ちゃん、・・・」

 体の向きを変え、涼子はゆっくりと麗奈の体に体を重ねていった。二人の豊かな胸が合わさり、便塊の山と共に押しつぶされる。

「変態ウンチママ?・・・弘ちゃんのウンチ、美味しかった?」

 満面の笑みを浮かべ頷くと、体の下から一塊りの便を取り口に含む。そして麗奈の顔を両手で挟み、口を寄せた。麗奈もうっとりと目を閉じ、母の口づけに答える。

「ママ、・・・姉さん、・・・」

 二人の熱い抱擁を見つめる弘平の分身は、三たび堅さを取り戻し始めていた・・・。
 



 ・・・その日の深夜。涼子の寝室。

 読みかけの本を枕元に置いたままベッドで微睡んでいた涼子は、何かの気配で目を覚ました。

「ん・・・なに?・・・麗奈ちゃん?」

 シーツをめくると、素裸の麗奈が小さくなってベッドにもぐり込んでいる。もちろん涼子もなにも身につけていない。

「ごめん、目を覚まさせちゃった?」

 すまなそうにペロリと舌を出している。

「いいのよ。うとうとしてただけだから。・・・眠れないの?」
「うん。・・・・ねぇ、ママ?」
「なぁに?」
「ごめんね。いっぱい意地悪しちゃって・・・」

 あれほど好虐的に母を嬲っていた麗奈と同一人物とはとても思えない。年相応の純真な少女がそこにいた。涼子は慈母の微笑みを浮かべ、娘を抱き寄せる。

「いいのよ。・・・麗奈ちゃんに虐められると、ママもいっぱい感じちゃうの。だから平気。」
「あぁ・・・ママ、・・・ママって素敵・・・」

 幼子のように母の胸に顔を埋める。

「うふ・・・麗奈ちゃん、かわいい。・・・かわいい、麗奈ちゃん・・・、今日はママのベッドで眠るの?」

 母の豊満な胸の中で、麗奈が幸せそうに頷く。

「いいわよ。お眠りなさい。」
「ああ、・・・柔らかくて、あったかい・・・。ママのおっぱい・・・、」
「・・・ママのおっぱい、飲む?」

 涼子も、麗奈ほど大量にではないが母乳を出せる。

「いいの?」
「いいわよ。麗奈ちゃんに吸ってもらえると、ママ、幸せな気分になれるのよ。」
「嬉しい。・・・ママのおっぱい、ちょうだい・・・」

 麗奈がかわいらしく口を開き、母の乳首に吸い付いた。やがて、コクコクと喉を鳴らして母の母乳を飲み始める。

 
 夜は更けていき、美しい母娘のこれ以上ない幸せな時間が流れていった・・・。
 
 
 

テーマ:近親相姦 - ジャンル:アダルト

  1. 2012/05/22(火) 16:47:26|
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BLOOD1:4~雪江~アトリエにて(涼子の告白)

4~雪江~アトリエにて(涼子の告白)

 
「やぁ、須藤さん、よく来てくれたね。まぁそこにかけなさい。」

 薄いグリーンのサマーセーターとコットンのスラックスという姿の新島章吾画伯が、籐製の椅子に身を沈めている。

 真っ白な髪をオールバックにまとめ、その体は多少弛みがみれるものの、こうして見てもとても60代後半には見えない。肌の脂ぎった様子など、50代そこそこにも見える。

「新島先生、今日はお仕事場にまでおじゃまして申し訳ありません。いつも、ごひいきいただいてありがとうございます。」

 新島が微笑みながら、籐枠のガラステーブルを挟んだ正面に座るよう再び促す。

 その目は、グレーのスーツに包まれた涼子の体を舐めるように見つめているが、涼子にとってはその視線が心地よい。

 18才の時に亡夫弘一郎と結婚しただけあって、涼子は年輩、それも初老以降の男性にめっぽう弱い。新島にじっと見つめられるだけで、体の芯が濡れてくるのがわかる。

「失礼いたします。」

 座面の低いタイプの椅子だったが、涼子は意識して脚を組んで座る。

 正面の新島からは、スカートの奥が伺えるはずだ。案の定新島の視線は涼子の形の良い脚に釘付けになっている。

「それにしても、さすが新島先生ですわ。すばらしいアトリエですこと。」

 涼子はそしらぬ顔であたりを見回し、わざとらしく脚を組みかえてみた。新島が小さく咳き込む。

「いや・・・どうもありがとう。須藤さんのような美しい方から誉めていただいて、光栄ですな。」

 もちろん涼子の言葉はお世辞などではない。

 30畳ほどのアトリエは天井が吹き抜けになっていて、梁がむき出しという贅沢な作りである。床は大理石調のタイル張りで、壁面は天然木で仕上げられているのだ。

また、壁の一面が全面ガラスサッシになっていて、その外にはとてもここが都内とは思えないほどの広大な庭園が広がっている。


 その一角に、涼子たちが座っている籐製の応接セットが置かれていて、残りのスペースに新島の画材などが点々と置かれていた。

「本当にすばらしいんですもの。ここから新島先生のあの作品の数々が誕生しているのかと思うと、なんだかドキドキしてしまいますわ。」
「いやぁ、須藤さんはお世辞がお上手だ。私も年甲斐もなくドキドキしてしまいますよ。ハッハッハ・・・」

 新島がそう大きな声で笑っているところへ、ドアを開け新島夫人が入ってきた。品のいい和服をきっちりと着こなし、手にティーセットの入った盆を持っている。

「まぁ、楽しそうですこと。なんのお話?」

 新島の妻雪江は夫よりふた回り以上年下とはいえ、確かもう40代半ば過ぎのはずである。

 しかし、着物の上から見てとれる体のラインは、出産経験がないこともあって全く崩れを感じさせない。張りつめた腰の線が得も言われぬ色気を醸し出している。

「おお、ちょうどいいところに来た。君も座りなさい。」

 新島が自分の隣の椅子を引く。

「お茶をお入れしましたのよ。須藤さんもどうぞ。」

 夫が促した椅子には座らず、床に膝を突きティーポットからカップに紅茶を注ぐ。その仕草もきわめて洗練されていて優雅でさえある。

「遠慮なく、いただきます。・・・・あぁ、いい香り。」

 ハーブの香りがプーンと沸き立ち、涼子がカップに手を伸ばしたあとで、雪江は夫の隣に腰掛けた。

 
「・・・先生?」

 紅茶を一口二口飲んだあと、涼子が口を開く。

「ん?なにかね?」
「ジューシィーとフルーティー、・・・こちらが今回の分、二週間分になります。ご確認くださいませ。」

 足下に置いてあった大きな紙袋を新島に差し出した。もちろんその中には、今までどおり二人分の量が入っている。

 涼子がどういう仕事をしている人間なのか、雪江には全て話してあるから妻のことは気兼ねしなくて良いと、前もって新嶋から言われていた。

「うん、あぁ・・・ありがとう。・・・・それでだねえ・・・須藤さん・・・」

 紙袋を受け取り横に置きはしたが、新嶋はなにやら口ごもっている。

「何か不都合でもありましたでしょうか?効き目の方が芳しくないとか?」
「いや、そんなことはないんだ。少なくとも儂に対しては、すごいもんだよ。・・・あんな風になるなんて儂にとっては、夢のようだ。」
「・・・と、おっしゃいますと、・・・奥さまの方に何か・・・」

 雪江の様子を伺うと、雪江は顔を赤らめてうつむいている。

「奥さま、効果がありませんでしたでしょうか。・・・それともお口に合わないとか・・・」

 雪江が下を向いたまま、か細い声で答えた。

「毎日、美味しくいただいていますわ。・・・」

 新嶋が言葉を継ぐ。

「効果もあるようなのだが、その事になるとこれが口を閉ざしてしまってね。」
「だって、あなた、・・・・自分の、その・・・・・・ンチやお小水のことなんて、わたくし・・・・」

 雪江はますます顔を赤くしている。その妻の肩に新嶋が腕を回した。

「ハハ・・・、これはこのとおり年柄もなくうぶでしてなぁ。ただ好奇心は人一倍強いので、ジューシィーやフルーティーも儂と一緒に食べてくれているし、・・・・知人からもらったスカトロ物やSM物のビデオを見ながら、その・・・アレをしたりもするようにはなったのだが・・・」

 アレとはもちろんセックスのことだろう。

 ビデオや想像では興奮できるが、実際の行為となると躊躇してしまう、・・・初心者にはありがちのことである。

「いやですわ、あなた、そんなことおっしゃらないで・・・」

 雪江が夫の腕に顔を伏せる。

 かわいい・・・涼子は雪江を見て、そう思った。とても自分より年上とは思えない。汚れを知らない生娘のような雰囲気を持っている女性なのである。


 この人にあの快感を教えてあげたい。排泄物にまみれるあの快感を味あわせてあげたい。・・・涼子は心からそう思った。

「そうですか、わかりました。・・・奥さま?」

 雪江がそっと顔を上げて、涼子と目を合わせる。恥じらいに潤んだ瞳の奥に、明らかに興奮の光が宿っているのを涼子は見逃さなかった。

 身を乗り出し、雪江の顔を覗き込むようにして話しかける。

「奥さま、ジューシィーとフルーティーの効果はありませんか?」

 涼子の問いかけに、小さいがはっきりした声で雪江が答える。

「いえ、・・・・ありますわ。その・・・まるで違う物みたいで・・・」

 新嶋は少し意外そうだ。

「ほぅ、儂がいくら聞いても答えなかったのに、今日は素直だねぇ。」
「先生?」

 涼子が微笑んで、新嶋に話しかける。

「ん?何かね、須藤さん」

 席を立ちテーブルを回り、床に膝を突いて顔を新嶋の耳に寄せ、涼子が囁いた。

「少しの間、私と奥さま二人で話させていただいてよろしいでしょうか?」

 さらに声のトーンを落とす。

「先生さえよろしければ、あとで必ず先生も一緒にお楽しみになれるよういたしますから。」

 涼子の手が、さりげなく新嶋の股間に触れる。もうかなり堅くなっている怒張の感触をコットンのパンツ越しに感じ、涼子は艶然と微笑んだ。

 いくら声を潜めていても、雪江にはすべて聞こえているのは承知の上である。

「いけませんか?先生。」

 新嶋がわざとらしく咳払いをする。

「う、んん・・・・・いや、儂はかまわないが、・・・儂は席を外した方がいいのかな?」
「いえ、ご覧になっていていただいてもかまわないんですけど、・・・あまり近くでは奥さまも緊張なさるでしょうし、・・・そうですねぇ・・・」

 涼子が辺りを見回し、窓の外に目を止めた。窓のすぐ外、庭の手前に木製のロッキングチェアーが置いてある。

「今日はお天気もいいですから、あそこはいかがですか?」

 涼子がいたずらっぽく笑う。

「それに、ガラス越しにご覧になるのもちょっと興奮なさると思いますわ。」

 涼子のウィンクに新嶋が頷き、立ち上がった。

「それじゃあ、そうするとするか。」
「あ、あなた・・・」

 雪江がすがりつくように夫を見つめる。その方に新嶋は優しく手をかけた。

「心配しなくても大丈夫だ。・・・須藤さんにいろいろと教えていただきなさい。」

 そう言って、窓の方に歩き去る。窓までは7、8メートルもあるだろうか、サッシを閉めてしまえば話し声などは聞こえなくなってしまう距離である。

 
「さて、・・・」

 涼子は、今まで新嶋が座っていた椅子の位置を少しずらして腰掛けた。ちょうど雪江が窓を背にして、涼子と向かい合う格好になる。

 新嶋からは妻の表情は見えないだろう。二人の間は膝が触れあうほどの距離しかない。

「奥さま、お気を悪くなさらないでくださいね。」

 雪江も顔の赤みが引き、多少は落ち着きを取り戻したようだ。今は好奇心の方が勝っているようである。

「ええ、・・・いったい何が始まるんでしょう。」
「単刀直入にお伺いしますわ。奥さまは先生のことを愛していらっしゃいますよね?」

 いきなりの質問に、雪江はかなり面食らったようだ。

「え?ええっ?・・・・」

 新嶋夫妻の結婚に関しては、二人の年がかなり離れていたこともあったのだろう、当時は財産目当てとかいろいろな憶測がワイドショーなどを通じ流れたものである。

 そういったこともあり、涼子は新嶋夫人がどういった女性なのか少なからず興味を持っていたのだ。

「私、今日初めて奥さまにお会いして、すぐにわかりました。奥さまが先生のことすごく愛してらっしゃるって。」
「お、須藤さん、何を・・・」
「私も奥さまと同じなんですもの。・・・私の場合は先生のお宅よりもっと極端でしたけどね・・・」

「え?」
「私が亡くなった夫と結婚したとき、夫は67才、私は17才でした。」
「・・・・まぁ!」

 雪江が目を丸くしている。涼子の話があまりに予想外の展開だったため、雪江の緊張もほぐれてきたようだ。

「そうなんですの。・・・私、全然存じませんでしたわ。主人も何も話してくれないんですもの。」
「うふ。・・・先生もたぶんご存じないと思います。夫が亡くなってもう13年も経ってますから。」

 涼子の夫であり、須藤製薬の会長であった須藤弘一郎は弘平が3才の時に飛行機事故で亡くなっている。

「まぁ、・・・さぞ大変でしたでしょ?須藤さんはお子さまもいらっしゃるとか・・・。」
「ええ、とてもいい子たちで助かっていますわ。」

 ・・・二人とも私の淫らな体を愛してくれていますの。・・・心の中で涼子がつぶやく。

「ですから、今日奥さまにお会いしてわかったんです。奥さまが先生のことどう思っていらっしゃるのかが・・・。」

 涼子は身を乗り出し、雪江の手を握りしめた。

「奥さま、・・・・愛する人とのセックスにタブーは無いと思いませんか?」
「え・・・?」

「私が夫と過ごしたのは六年間だけでしたけど、その間に私、夫からセックスについてたくさんのことを教わりました。何が快感につながるのか・・・。どうすれば人間はより深い快感を得ることができるのか・・・。」

 雪江は涼子に魅入られたように固まっている。涼子の切れ長の瞳が怪しく光っている。

 そう、いままで、涼子がその気になった相手でこの魅惑の瞳から逃れたものはいない。

 涼子は椅子から降り、雪江の正面に膝を突き、その足に手を這わせた。

「夫はいろいろな快感を私に教えてくれましたわ。・・・人に奉仕する快感。・・・人を隷従させる快感。・・・」

 雪江の目を見つめたまま、着物の裾をかき分け左右に開いていく。雪江の白い脚が徐々に見えてくるが、雪江は全く抵抗しようとしない。

「・・・羞恥心による快感。・・・命令する快感。」

 ・・・血のつながった肉親と交わる快感・・・涼子はその言葉は飲み込む。

「・・・排泄の快感。・・・そしてそれに触れ、味わう快感。・・・」

 ついに雪江の太腿が根元までむき出しになった。その奥に翳りが見える。正式な作法どおり下着を身につけていないのだ。

「あぁ・・・」

 ため息とも喘ぎ声ともつかない声を出し、雪江がのけぞる。涼子が、雪江の太腿に頬をすり寄せている。

「気持ちいい・・・。奥さまの肌、すてき・・・。今日は、私と一緒に気持ちよくなってくださいね。・・・ご奉仕させていただきますわ。」

 涼子の手は雪江の太腿を伝い、最も奥まったところにたどり着いたようだ。雪江の脚が自然に開いてくる。

 涼子は雪江の目を見つめたまま、雪のように真っ白な腿に唇を這わす。

「あ、ああぁ・・・須藤さん・・・」
「涼子って呼んでください、・・・奥さま。」
「りょ、涼子さん・・・私・・・どうすれば・・・」

 涼子がゆっくりと顔を上げた。片手は雪江の秘唇をまさぐっている。

「呼び捨てになさってくださいな。今日の涼子は奥さまに尽くさせていただく牝奴隷なんですから。」

 クチュクチュと音を立てているそこへ、もう片方の手で雪江自身の手を導き、涼子の指と入れ替える。すでに溢れかえっているそこは、雪江の指も簡単に飲み込んでしまった。

 涼子が艶然と微笑んだ。

「どのようにでも・・・、奥さまのお望みのままにご命じください。どんな恥ずかしいご命令でも・・・。涼子は奥さまのしもべですから。」

 新嶋は夫婦でSMやスカトロのビデオを見ていると言った。妻のことを好奇心が強いとも言った。

 ならばここから先どのようにふるまえばよいか、頭の良い雪江ならばわかるだろう。涼子はそう踏んでいた。

 涼子の牝の本能が、雪江の中にある同類の血をかぎつけたのだ。


 雪江は自らの秘唇に二本の指を入れゆっくり動かしながら、ひざまずいた涼子を見つめている。

 その瞳に、今までとは違う光が微かではあるが宿っている。快感に喘ぎながら、ためらいがちに口を開いた。

「りょ・・涼子・・・、あなたの・・・おまえの、恥ずかしい姿を見せなさい。」

 言葉を口にすることにより、自らが自分の内に眠るものに目覚めていく。今の雪江はまさにその状態だったかもしれない。

 言葉が言葉を呼び、快感を呼び起こしていくのだ。雪江の口元には、いつしか好虐的な笑みが浮かんでいた。

「いやらしい姿を見て欲しいんでしょう?涼子、おまえの一番恥ずかしい姿をお見せ。・・・さっさとその服を脱ぐのよ。」

 口ではそう言いながら、雪江の瞳は別のことを語っている。涼子はそんな気がした。

(涼子さんありがとう。私、なにかわかったような気がするの。・・・私、あなたの全てを知りたいわ。)

 涼子は頷き、立ち上がる。

「奥さま・・・・、涼子のいやらしい体を、どうぞご覧になってください。」

 その場で上着を脱ぎ、スカートも取り去る。スーツの下がハーフカップのブラジャーとガーターストッキングだけだったことは、雪江にとっても意外だったようだ。

「まぁ、涼子ったら、スーツの下はそれだけ?本当にいやらしいのね。それも脱ぐのよ。」

 雪江の瞳は語る・・・。

(素敵だわ、涼子さん。・・・きれいな体。・・・早く私に全部見せて。)

「はい、奥さま。」

 片足ずつテーブルの上に上げ、ストッキングを脱ぐ。濡れた秘唇が、否が応でも雪江の目に入ってしまう。

 ブラジャーを外せば、豊かな乳房がはじけるように飛び出し、乳首が大きくなっているのもわかってしまう。

「ふふ・・・、もう濡らしているのね。乳首も大きくしちゃって・・・なんてスケベな体なんでしょ。」

 そう言う雪江のクレバスもすでに愛液を溢れさせ、自ら愛撫するそこはグチョグチョと卑猥な音を立てている。

「さぁ、次は何を見せてくれるの?淫乱な涼子の一番恥ずかしい姿はこんなものではないんでしょう?」 

 雪江が期待するものが何であるか、もちろん涼子はよくわかっている。いっときも躊躇することなく、女として最も恥ずかしいはずの言葉を口にした。

「はい、奥さま。・・・これから涼子は、この汚らしいお尻の穴からウンチをひり出します。・・・奥さまにご満足いただけるよう、がんばっていっぱい出しますので、淫乱牝犬の排便姿をご覧ください。」

 そう言うと涼子は雪江に尻を向け、自らの尻肉を両手で力一杯広げると排便姿をさらすため力み始めた。

 白い裸体がみるみるピンク色に染まっていく。ヒクヒク蠢く菊蕾の向こうに、秘唇も丸見えになっていて、そこからは淫液がだらだらと滴り落ちていた。

「あ、・・・あぁ・・・奥さまぁ・・・・出ますぅ・・・ウンチ出ちゃいますぅ・・・」

 次第に盛り上がってきた蕾が開き、形の良い菊門から茶色の塊が姿を現した。

 まず先に固い糞塊が次々と生み出され、ボトボトと床の上に落ちる。ついで幾分柔らかいものが、今度は途切れることなく先の便塊の上に小山を築いていく。

 見られながら排泄することによるエクスタシーが涼子を襲っていた。

「あぁー、ああぁーーっ!ウンチーッ!気持ちいぃーっ!涼子、奥さまの前でウンチしてますーっ!見て、見てぇーっ!ウンチったれの牝犬涼子をご覧くださいーーっ!」

 涼子の体がガクガクと震え、その秘部から大きな音と共に小水が迸る。黄色い液体が床に大きな水たまりを作っていく。

(す、すごいわ・・・・・・)

 涼子の排泄姿を雪江は息をのんで見つめていた。特有の不快な匂いがしないせいもあり、不思議と嫌悪感はない。

 無意識のうちに自らの肉芽と秘唇を嬲る手に力がこもってしまう。雪江にもエクスタシーの波が押し寄せてきているようだ。

(涼子さん、すごい・・・。排泄することであんなに感じることができるなんて・・・。私も、・・・私にもできるのかしら・・・。ううん・・・、今はそれよりも、触れてみたい。・・・涼子さんのあのウンチに・・・、おしっこに・・・、あの素敵な香りを思い切り吸い込んでみたい・・・。味わってみたい・・・。)

 秘部をまさぐっていた手を離す。ヌチャッと湿った音がし、溜まっていた淫液が溢れ出た。

 雪江はエクスタシーの余韻に浸っている涼子を見つめながら、帯を解き着物を脱いでいく。
 

「りょ、涼子・・・」

 興奮のあまりかすれてしまった雪江の声に、涼子は我に返り振り返る。

「あ、・・・奥さま!」

 涼子はポカンと口を開け、目の前の裸体に見とれてしまった。


 雪江の肌は白い。・・・真っ白である。

 涼子も肌は白い方だが、雪江の肌はそれよりもいっそう白く、透き通っているかのようである。その肌が弛み一つなく、瑞々しく張りつめている。

 とても四十過ぎの女の体ではない。

 ツンと上を向いた乳房も、引き締まったウエストも、まるで二十代の女のようで、秘部の翳りだけが黒々と純白の裸体を飾っているのがかえって卑猥さをかき立てている。

(奥さま、・・・・なんてきれいな、・・・・予想はしていたけれど、これほどだなんて・・・・)

 天女のような雪江の口が開く。

「涼子?・・・たっぷりと出したわね。・・・・ウンチを垂れ流しながらイってしまうなんて、涼子は本当に変態なのね。そのいやらしいビチョビチョのオマンコはなに?クリトリスをそんなに大きくさせて、よがり狂って、・・・女として恥ずかしくないの?」

 その汚れを知らぬかのような容姿と、卑猥な言葉とのアンバランスがいっそう淫猥に感じられる。

 その一言一言が二人の快感を一層刺激するのだ。

 雪江自身も今まで口にしたことのないそのような言葉を口にすることによって、興奮が高まっているらしい。太腿に流れる愛液がそれをものがたっている。

「こ、こんなにたくさんのウンチ、・・・・いったいどこに入っていたのかしらね。涼子の体の中にはウンチしか入っていないの?」

 ゆっくりと・・・・スローモーションのように、雪江が大便の山に手を伸ばしていく。涼子は声もなくそれを見つめていた。

「いやらしい・・・、本当にいやらしい・・・、変態涼子のウンチ・・・・」

 グチョ・・・大便の山に手を突っ込む。

「ああ、・・・・暖かい、・・・・」

 一掴みの便を手に取り顔に近づけ、深々と息を吸い込む。

「んん・・・・、いい匂い・・・・」

 そして、・・・うっとりとした表情のまま雪江は美しい唇を開くと、その便塊をまるで最高級の料理を口にするように口にしたのだ。

「・・・・・あぁ、・・・・・美味しいわ。・・・ングング・・・なんていやらしいんでしょう。私の口にまで。・・・ング・・・入ってくるなんて、。・・・ング・・・涼子のウ、ウ・・ウンチ・・・・」

 雪江のその行動は、さすがに涼子にとっても全くの予想外だった。目の前で美しい人妻が、秘部から愛液を流しながら、涼子の大便をうっとりと咀嚼している。

(まさか、・・・・こんなにも早く順応なさるなんて、・・・なんてすばらしい方なんでしょう。・・・こんな素敵な奥さまをお持ちの新嶋先生がうらやましいわ。・・・・あ!)

 忘れていた!快感に溺れきってしまい、涼子はすっかり新嶋画伯のことを忘れていたのだ。

 さりげなく窓の方の様子をうかがうと、ガラス越しに新嶋画伯がこちらの様子をうかがっている。その表情はかなりせっぱ詰まっているようだ。

(うふふ・・・、ごめんなさい、先生。もう少しだけお待ちくださいね。)

 一心不乱に涼子の便を貪っている雪江に、涼子は優しく声をかける。

「奥さま、変態涼子のウンチをそのように味わっていただきありがとうございます。淫乱牝犬の涼子は幸せでございますわ。」

 涼子と雪江の視線が絡み合った。

「それで、・・・奥さま、・・・もしよろしければ、変態涼子のウンチで奥さまの体もお化粧させていただけないでしょうか?」

 艶然と雪江が頷く。

 涼子は両手に自分の大便をとると、雪江の胸にべっとりと押しつけた。

「あぁっ! あぁぁん・・・・」

 雪江が乳房をつき出すように身をくねらせ、色っぽい喘ぎ声をもらす。

 なおも涼子は、床に溜まった小水で手を湿らせ便を塗りやすくしながら、雪江の体に便を塗り延ばしていった。

 形の良い乳房から乳首へ、・・・乳房の下から首の回り、そして臍の回りへと・・・。

「あああん、・・・ウンチ、涼子のウンチ塗ってるのね・・・。ああん、変な感じがするわ。お肌にウンチが染み込んでくる~・・・涼子さんのウンチ、ウンチが気持ちいいーー!・・・あぁぁぁ、ウンチ!ウンチィィィーーーッ! ウンチが気持ちいいのぉぉぉーーー!」

(あら、”涼子”が”涼子さん”に戻ってしまったわ。・・・そろそろ仕上げに入りましょうね。)

「さあ奥さま、お顔もきれいにしましょうね。」

 雪江の頬にも便を延ばしていく。

「とってもきれいですわ、奥さま。」

 雪江がとろりとした目で涼子を見つめる。

「あぁ、・・・涼子さん、・・・・私、・・・・幸せだわ、・・・こんな素敵な世界があったなんて・・・。涼子さん、・・・ありがとう。・・・」
「私も、奥さまのような方とお知り合いになれて幸せですわ。奥さまは今日生まれ変わったんです。今日からの奥さまは、私と同じ淫乱ウンチ奴隷なんです。」
「淫乱・・・ウンチ・・・奴隷」

 同じ言葉を繰り返す、雪江の表情はさらに何かを求めている。それもそうだろう、雪江はまだ絶頂を極めていないのだ。

「あぁ、・・・涼子さん、・・・」
「なんですか、奥さま。」
「私も、・・・・私も、ウンチしたいわ。・・・淫乱・・・ウンチ・・・ど、奴隷・・・ウンチ奴隷の雪江のウンチ、・・・ウンチをして、か、感じちゃういやらしい姿を・・・涼子さんに見て欲しい。・・・」

 涼子は精一杯優しく微笑み、雪江を立たせた。

「もちろん見て差し上げますわ。・・・私も奥さまのウンチ、味あわせていただきたいんですもの。・・・でも、その前に美しくお化粧した奥さまの姿、先生・・・ご主人様に見ていただきましょう。」

 ゆっくり雪江を振り向かせる。雪江はずっと窓に背を向けていたので、新嶋画伯からは雪江の大便に彩られた姿は見えていなかったのだ。

 窓ガラスの向こうで新嶋画伯が息をのんでいるのがわかる。

「あぁ、・・・・あなた、・・・」


 涼子が囁く。

「奥さまは生まれ変わったんですから、あなたなんて呼んではいけませんわ。あそこにいらっしゃるのは、奥さまの大切なご主人様です。」
「ご、しゅ、じん、さま・・・」
「そう、ご主人様です。・・・さぁ、ご主人様がお待ちですわ。最高の快感は最愛のご主人様と一緒に分け合いましょうね。」

 涼子が雪江の手を取って、窓に向かって歩き始めた。
 

 新嶋画伯の前のガラスサッシが涼子によって開かれる。一歩室内に踏み込んだ新嶋の前に、体と頬を茶色く染めた雪江夫人が、両手を広げ微笑みながら立っている。

「あなた、・・・・ご主人様、私、きれいですか?」

 新嶋がごくりと唾を飲む。

「涼子さんにお化粧していただいたの。・・・涼子さんのウンチとっても美味しいんですのよ。」

 新嶋の足下にひざまずき、服を脱がせ始めていた涼子が、新嶋を見上げた。

「ご主人様、・・・お待たせして申し訳ありませんでした。奥さまをお返しいたしますわ。・・・ご主人様の奥さまは、たった今生まれ変わりになられました。今日から奥さまはご主人様のウンチ奴隷です。」

 サマーセーターを脱がせながら、その耳元に囁く。

「そして、今日は”私も”ご主人様のウンチ奴隷ですわ。・・・せ・ん・せ・い・・・」
「お・・・、す、須藤さん・・・」

 涼子が微笑む。

「いやですわ、涼子とお呼びになってくださいな。・・・さぁ、ご主人様、淫乱ウンチ奴隷の奥さまをよく見てさしあげてくださいませ。」

 素裸になった新嶋が雪江と向かい合う。新嶋の分身は痛いほどにそそり立っている。

「きれいだ、雪江、・・・君のこんな姿を見られるなんて夢のようだよ。・・・」

 雪江が顔を赤く染める。その仕草はまるで少女のようだ。

「ご主人様、・・・私、・・・・」

 言葉に詰まる雪江に、涼子が助け船を出す。

「ご主人様、・・・淫乱ウンチ奴隷の奥さまはご自分の排泄姿を誰かに見て欲しいようなんです。・・・どうなさいます?」
「どうって、・・・・儂は雪江のウンチなら、・・・その・・・口に直接して欲しいくらいだが、・・・・」

 涼子は笑っている。

「それはちょうどいいですわ。それじゃあご主人様はそこに横になってくださいますか?背中が少し痛いかもしれませんけど、ちょっと我慢なさってくださいね。」

 新嶋を床に横にならせる。

「奥さまは、ご主人様の顔の上に跨って。・・・そう、頭の方にお尻を向けて、・・・」

 雪江の白い双臀が新嶋の顔を隠す。

「ああああ、・・・・ご主人様、・・・・私、こんな格好して、・・・・本当にウンチしちゃってよろしいんでしょうか?ご主人様のお顔を・・・ぁぁぁ、恥ずかしいウ、ウンチで汚してしまいますぅ・・・」

 尻の下から、新嶋の声が響く。

「いいんだよ。思い切りしなさい。・・・その、・・・儂の命令だ。・・・」

 その様子を見ながら、涼子は新嶋の脚の間に移動していた。そそり立っている新嶋の分身に手を添える。

「奥さま、・・・ご主人様のオチンチン、私にいただかせてくださいね。・・・」

 雪江が頷く。

「いいわ、涼子さん。・・・ご主人様のオチンチン愛してあげてくださいね。」

 雪江の承諾を得、涼子は嬉々として新嶋の肉棒にむしゃぶりついた。

 新嶋の分身が涼子の口の中で大きく膨れ上がりびくびくと震えている。絶頂が近づいているのかもしれない。無理もない、今日は今まで相当我慢していたのだろう。


(先生、たっぷりお出しになってくださいね。先生のザーメン、涼子が一滴残らずいただきますわ。)

 新嶋の顔の上で力んでいた雪江にも、限界が近づいているようだ。

「涼子さん、・・・あぁ、出そう、・・・んんん・・・・んあ・・んふぅ・・・あ、で、出る!・・・・ご主人様、・・・ウンチ・・・ウンチが出ちゃいますぅぅ。・・・あああ・・・涼子さんもぉ・・・ぁぁ、ご、ご覧になってぇ・・・い、淫乱ウンチ奴隷の、雪江の・・・ウンチ! ウンチをーーーご、ご覧になってーー!!・・・あああああ! ご主人さまぁーー!雪江、ウンチ、ウンチが出ちゃいますぅぅぅ! ウンチ出ちゃうぅぅーーー!」


 そして・・・、

 雪江は大量の糞便と小便を夫の顔面にぶちまけると同時にオルガスムスに達し、それと同時に新嶋も涼子の口中に、六十過ぎとは思えないほどこってりした精液を大量に放出したのだった。

 涼子はその目的を達成したのである。


 
 そのあと、今度は新嶋の排便を雪江と涼子が顔を寄せ合って受け止め、互いに口づけするように貪りあった。

 さらに涼子が排泄後の菊門を舐め回す前で、雪江は大便まみれの口で新嶋の肉棒をしゃぶりそそり立たせた後、自らの秘唇に受け入れ、新嶋は今日二度目の放出を愛する妻の体内の奥深くに放ったのである。

 事後の雪江の膣口から新嶋の精液と雪江の愛液を涼子が啜り、舌でそこを清めたのはいうまでもない。


 また、風呂場で互いの体を洗いあったあと、雪江は涼子のリードでアナルの処女も新嶋の肉棒によって破られたのだ。

 夕食をごちそうになることになり、雪江の手料理を待つ間にも今度は涼子が新嶋にアナルを貫かれ、結局この日新嶋は雪江と涼子の中で二回づつ、計四回もその精を放出したのだった。年齢からすれば驚異的な精力といえることである。

 最後にはさすがに疲れたのか、涼子が新島宅を辞するときには新嶋はソファーに身を沈めウトウトとまどろんでおり、代わりに雪江が玄関まで見送りに出てくれた。

 
「あの、・・・涼子さん?」

 廊下を歩きながら雪江が遠慮がちに声を発する。

「なんでしょう、奥さま?」

 さっきまであれほどよがり狂い、乱れていた雪江と同一人物とはとても思えない。平素通り和服をきっちり着こなした、清楚な人妻がそこにいる。

「その、・・・今日のようなプレイは、・・・その、・・・」

 涼子も先ほどまでとは別人のように、きりりとしている。雪江が言いたいことをもちろん涼子は分かっている。

「ええ、もちろん、我が社では単に商品の納入だけではなく、実地の指導もそのメニューに加えていますわ。お客様のニーズに合わせて、私以外にも適切なスタッフを派遣しております。・・・今日のプレイは、初回ということでサービスにさせていただきますので、そのように先生にもお伝えください。」


 ではあの口づけもなにもかも、涼子は仕事上のプレイだったと言うのだろうか?・・・涼子の口から流れてくる流暢な説明を聞きながら雪江は少し寂しい気持ちがしていた。


 玄関につき、靴を履いた涼子がふりかえる。涼子の方が相当身長が高いので、こうするとちょうど目線がそろうくらいになる。

 涼子の言葉にはまだ続きがあった。

「ただ・・・」

 ただ・・・?

 いきなり涼子が雪江の手を引き、抱き寄せる。そしてその耳に甘く小さな声で囁いた。

「奥さまからのお誘いでしたら、いつでも私、個人的にお相手させていただきますわ。・・・もちろん先生には内緒ですけど。」
「りょ、涼子さん!」

 雪江の口を涼子の唇が塞ぐ。

「んんん!・・・ぅむ・・・」


・・・長い口づけのあと、涼子はバッグから名刺を取り出し、裏にさらさらと何か書いて雪江に差し出した。

「名刺をお渡ししておきますね。こちらは私のプライベート用のナンバーです。・・・うふふ、どうぞいつでも・・・いつでも、お電話くださいね。」

 再び雪江の耳元に口を寄せる。

「・・・そのときは、そのいやらしい体に、臭いウンチをたっぷりと溜めておくのよ。・・・いいわね、雪江。」


 雪江の返事を待たず、深々と礼をすると涼子は玄関の戸を開け立ち去った。

 残された雪江は、涼子の名刺を胸に抱き頬を赤く染めて、しばらく一人玄関に立ちつくしていたのである。
 
 
  1. 2012/05/22(火) 16:10:12|
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BLOOD1:3~涼子~母の帰宅

3~涼子~母の帰宅

 
「弘ちゃ~ん!」
「んーー?」

 階下から弘平の名を呼ぶ、姉の声がする。
 姉と二人の夕食後、弘平は自分の部屋でパソコンに向かっていた。もちろん何も身につけていない。

 階段を上がってくる姉の足音に、弘平は開いていたメーラーのウィンドウを閉じる。電子メールでいったい何をしていたのだろうか、机の下では股間の分身が堅くなっていた。

「ねぇ、弘ちゃん。」

 ドアを開け、姉の顔が覗く。

 麗奈の服装はいつもの通りの白いガーターストッキング。その上からブルーのニット地のカーディガンを羽織っている。

 裾が膝まで届くロング丈の最近お気に入りの一着である。横にスリットが入っていて、ガーターベルトと白い太腿が覗いている上、前はボタンを留めても豊満な胸の谷間がほとんど丸見えになってしまう。

 こんな服でも、麗奈が何かを身につけるときは、来客か外出の時だけだ。

「なに?そんな格好して。どっか、出かけるの?」
「ママから電話。向かえに来てって。・・・駅まで行って来るわ。」

 そう言った麗奈の視線が振り向いた弘平の下半身で止まり、いたずらっぽく笑う。

「勉強してるのかと思ったら、・・弘ちゃん、パソコンで何してたのよ?じきにママが帰って来るんだから、無駄に精力使っちゃダメよ。」

 子猫のような瞳でウィンクし、ドアを閉じる。しばらくあと、ガレージから出てゆく4WDの排気音が窓の外から聞こえた。

 弘平はパソコンの電源を切り、机の前に立ち上がって軽く背伸びをする。母親が帰宅すると聞いて、期待感に弘平の分身はさっきよりいっそうその堅さを増していた。

 
 
 しばらく後、麗奈が駅前の送迎用駐車場に着いたとき、いつもの場所にまだ母親の姿は見あたらなかった。

(ちょっと早かったかな。)

 カーステレオからは、お気に入りの女性歌手の曲が流れている。勤め帰りの人々で混み合う時間帯はもう過ぎているが、それでもまだ家路を急ぐ人がぱらぱらと麗奈の車の前を通り過ぎて行く。

 やがて次の電車が入ってきたようで、駅の出口から大勢の人がどっと出てきた。

(あ、ママ!)

 その一団の中に、麗奈は母須藤涼子の姿を見つけることができた。

 169㎝の身長にハイヒールを履いているため、その姿は人混みの中でもひときわ目立つ。もちろん、彼女が目立つ理由はそれだけではない。

(ママ、かっこいい~・・・)

 人混みをかき分けて颯爽と歩いてくるその姿に、麗奈は思わず見とれてしまう。

 今日の涼子の服装は、体にぴったりフィットする胸元が大きく開いたデザインのグレーのスーツ。膝上丈のタイトスカートに、黒いストッキングに包まれた形のいい足が眩しい。

 肩から下げた黒い大きなエナメルのバッグとそのスーツの取り合わせは、どう見ても涼子を二人の子持ちの母親には見せない。

 特徴的な太い眉と切れ長の瞳にフレームレスの眼鏡をかけ、長い髪をアップにまとめているそのきりりとした美貌と、スーツのデザインによっていっそう強調されている豊満な肉体に、すれ違う男はその大半がふりかえり後ろ姿を眺めていた。

(ママって姿勢がいいから、歩く姿が格好いいのよねぇ・・・とっても38才には見えないわ。)

 
 涼子が麗奈の車に気が付いたらしい。小さく手を振って駆け寄ってくる。

(ママのあの凛とした姿って、どう見てもどこかのキャリアウーマンよね~・・・)

 事実、普段の涼子は、小さいながらもれっきとした健康食品の販売会社を、その卓越した経営能力で切り盛りする優秀な経営者なのである。

 麗奈の口元に少しいやらしげな笑みが浮かんだ。

(ここにいる誰も、絶対想像できないわね。・・・ママのもう一つの顔。)

 涼子がドアノブに手をかける。

(外ではツンとすましているママが、本当はエッチなしではいっときもいられない、スケベでいやらしい変態だなんて・・・)

「ただいまぁ、・・・麗奈ちゃん、ありがとう・・・」

 少し息を切らせて、涼子が助手席に乗り込んできた。涼子の愛用する香水の匂いが、車内に広がる。いつもより少し香りがきついような気がする。

「ごめんねぇ、遅くなって。お客さんに商品を届けてた・・・・・ん?・・んん!」

 涼子の唇が、娘によって塞がれた。母の唇をこじ開け、麗奈の舌が差し込まれる。

「むむ・・・・ん・・・」

 一瞬とまどった涼子だったが、すぐに麗奈の口づけに答える。舌と舌を絡ませ、お互いの唾液を交換する情熱的なキス。

 麗奈の頬に押されて涼子の眼鏡がずれる。時折通行人が車の前を通るが、おかまいなしに互いの唇をむさぼりあっている。みるみる涼子の体の力が抜けてきた。

(・・・?)

 母の口を吸いながら、その口中に残るかすかな香りに麗奈が気づいた。

(この味、・・・ママったら、・・・)

 ゆっくりと口を離す。二人の口の間に唾液が糸を引き、涼子が艶っぽく息を吐く。

「ああ・・・麗奈ちゃ~ん・・・」
 

 眼鏡をずり下げたまましなだれかかろうとする涼子に取り合わず、麗奈はツンと前を向いて車をスタートさせた。

 てっきり続けて愛撫してもらえると思っていた涼子は、肩すかしをくらってしまった格好である。

「あふん・・・・麗奈ちゃんのいじわる。」

 横目で母の顔を見る麗奈の表情が妙に冷たい。

「麗奈ちゃん?・・・何か怒ってるの?」

(私が気づかないとでも思ったの?口臭防止薬でごまかしたってわかるのよ。)

「・・・ママ?」
「なぁに、麗奈ちゃん?」

 正面を見てハンドルを握ったまま無表情に麗奈が次に言った言葉に、涼子の表情が引きつった。

「ママのお口、ザーメンの味がするわ。」
「あ・・・・!」

 涼子が反射的に口に手を当てる。

「私や弘ちゃんを放っておいてどこに寄っていたの?しかも私に迎えまで頼むなんて、ずいぶん図々しいんじゃない?」

 麗奈の言葉は容赦がない。涼子はすっかりしどろもどろになっている。

「あ・・・ご、ごめんね。麗奈ちゃん・・・あ、あのね、お得意さまに商品を届けて・・・」

(まだまだよ。まだ許してなんてあげられない。)

 涼子の言葉を、麗奈は冷たくさえぎる。

「それでその男のチンポをしゃぶってきたわけね。さぞや立派なお得意さまなんでしょうね。」

 今の麗奈は、昼間弟の体を貪りよがり狂っていた麗奈と同一人物とは、とても思えない。その一言一言が好虐的で、自分の言葉に対する母親の反応を見て、楽しんでさえいるようである。

「あ、あ・・・・麗奈ちゃん・・・・違うの・・・あのね・・・」
「いいわけはいいわ。うちに帰ってから、弘ちゃんと二人でじっくりと聞いてあげる。」
「あ、イヤ、・・・お願い。好ちゃんの前では・・・、ダメよ、お願い、麗奈ちゃん・・・」

 すがりつく涼子の手を、冷たく払いのけた。

「いまさらなに言ってるのよ!」
「あぁん、麗奈ちゃ~ん!」

 麗奈を見つめる涼子の態度が少し変わってきた。その声の響きがどこかしら艶を帯びている。もちろん麗奈は運転しながらも、その変化を見逃さない。麗奈の口元に笑みが浮かぶ。

(ふふ・・・素敵なママ、・・・感じてきてるのね。お楽しみはこれからよ。)

「変態ママにはお仕置きが必要ね。・・・そのスーツを脱いで。」
「え?・・・ここで?」
 

 駅を離れたあと、車は住宅地の方へ向かっているため人通りはそれほどではない。

 しかし、車の通行量はそこそこあるので、信号で止まったりすれば横に止まった車からは丸見えになってしまうかもしれない。

「当たり前でしょ!男に抱かれてきたいやらしいママの体を見せるのよ!」

 麗奈の声からは嬉しそうな響きさえ感じられる。あきらかに、母親を言葉でなぶることを楽しんでいるようだ。

(そうやって恥じらっているママが好きよ。・・・昼間、きりっとしている姿からは想像できない、淫らなママが好き。)

「さぁ、ママ脱ぎなさい。」
「わかったわ、麗奈ちゃん」

 優しいが有無を言わせない口調の麗奈の言葉に、涼子はそれ以上逆らおうともせずジャケットのボタンを外し始める。

 上着の下には、黒いレースのブラジャーしか着けていない。バストを下から支えるデザインの、ハーフカップのブラである。

 95㎝の豊満な乳房が今にもこぼれ落ちそうで、白い胸元が眩しい。
 
「脱いだ物は後ろに置くのよ、ママ。」

 手を震わせながら涼子がジャケットの袖から腕を抜き、簡単に畳んで後部座席に置く。

「スカートも脱ぐのよ。」
「ええ・・・」

 タイトスカートの横のホックを外し、腰を少し上げスカートを取り去る。

 黒いガーターストッキングが、ブラジャーとお揃いの、レースをふんだんに使った黒のガーターベルトで吊られている。

 ショーツは穿いていず、下着と同色の漆黒の繁みが陰部を飾っている。

 その様子を横目で確認し、麗奈がいきなり涼子の秘部に手を伸ばし、繁みの中をまさぐった。

「あ、いやっ・・・」

 涼子が身をよじらせてよけようとするが、麗奈の指はすでに母親の亀裂をとらえていた。指先にぬめりを感じて麗奈は思わず微笑む。

(やっぱり、・・・もうこんなに濡らしてる。いやらしいママ・・・)

「動いちゃダメよ、ママ。オマンコこんなに濡らしてるくせに。・・・気持ちよくなりたいんでしょ?こんなに溢れてるじゃないの。・・・足を開くのよ、ママ。それと、両手を頭の上に上げて。」

 片手でハンドルを握りながら、左手で母親のクレバスをまさぐり続ける麗奈。

 そこは熱い液体が溢れていて麗奈の指を吸い込むようにからみつき、勃起したクリトリスが手の平を突いている。

「あぁ・・・麗奈ちゃん、許して・・・」

 口ではそう言いながらも涼子の両足は、麗奈の愛撫をもっと深くまで受け入れようとゆっくりと開いていき、同時に両手を頭の後ろで組み、脇の下に艶々と輝やく漆黒の繁みを晒す。

 娘の指を深々と受け入れた涼子の秘唇からは、グチャグチャといやらしい音が聞こえている。

「いい格好ね、ママ。変態ママにふさわしい恥ずかしいポーズ。・・・それにいやらしい音。ほら、こんなになっちゃってる。」

 麗奈が母親のクレバスに挿入した指を激しく動かすと、指の動きにあわせて腰を揺する涼子の秘唇から、溢れた愛液がシートに飛び散る。

「あ!あぁ~・・・!麗奈ちゃ~ん!」

 悶えながらも、涼子は決して足を閉じようとはしない。手も頭の上に上げたままである。

 そこにまるで目には見えない拘束具が存在するかのように、涼子はその淫猥なポーズをとり続けるのだ。

 
 正面からライトで照らせば、涼子の痴態は丸見えになっていただろう。しかし、幸か不幸か住宅街に入ってからは、対向車は全くなくなっていた。二人の家ももうすぐである。

 涼子の絶頂も近づいてきたようだ。

 突然、麗奈が母親の下半身から手を引いた。娘の愛撫で達することを期待していた涼子はエクスタシーの寸前で、またはぐらかされた格好になってしまう。

 シートに浅く座り両足を開き、腕を上げて腋窩を晒したまま、涼子は顔を横に背け大きく喘いでいる。上気した顔がたとえようもないほどイヤらしく、艶っぽい。

「あぁぁ・・・麗奈ちゃん・・・」

 母親の愛液に濡れた自分の指を、麗奈が美味しそうに舐めた。車内に立ちこめる興奮の熱気で、少し曇ってしまった眼鏡越しに涼子がそれを見つめる。

「淫乱なママの味がする。美味しい。・・・・さぁ、着いたわよ。・・・弘ちゃんが待ってるわ。本番はこれからなのよ。」

 ヘッドライトの明かりに、二人が愛する弘平が待つ我が家の明かりが浮かんだ。
 
 


 玄関では麗奈の運転する車の音が聞こえて降りてきた弘平が待っていた。もちろん裸のままで、腿間には巨大な逸物が隆々と立っている。

 玄関のチャイムが短く二度鳴ったあと、鍵を開けて涼子と麗奈が入ってきた。

「マ、ママ・・・!」

 黒い下着にハイヒールという姿で両手を頭の後ろで組んでいる母親の魅惑的な姿を見て、弘平は息をのむ。後ろから麗奈が涼子が着ていたスーツとバッグを抱えて入ってきた。

「弘ちゃん、ママのお帰りよ。」

 麗奈が笑いながら言う。涼子は頬を赤く染め、眼鏡の奥から潤んだ瞳が弘平を見つめている。

「弘ちゃん、・・・ただいま。・・・遅くなってごめんなさい。」
「ママ、今日はどうしちゃったのさ。その格好で車に乗ってきたの?」

 麗奈が代わりに答える。

「そうよ。今日は淫乱ママにお仕置きなの。」
「お仕置き?」
「そう。・・・ママったらね、口からザーメンの匂いをプンプンとさせて帰ってきたのよ。」

 そんなこといつものことじゃないか、・・・そう思ったが、もちろん口には出さない。

 母も姉もこういうやりとりをすることで感じているのだ。

 涼子の内腿には溢れた愛液が伝っていて、ストッキングに染みを作っているし、麗奈の瞳も興奮に光っている。カーディガンの裾に隠されて見えないが、麗奈のクレバスも溢れているに違いない。

「ふぅん、・・・ママ、そんなことしてて遅くなったんだ。じゃあお仕置きもしょうがないね。・・・でも、お仕置きのはずなのに、ママの太腿ベトベトになってるよ。」
「あぁ、弘ちゃん、言わないで。」

 涼子が思わず身を屈めようとするが、麗奈が背中を押してそれを止める。

「ママ、ダメよ。弘ちゃんがこうして出迎えてくれてるんだから、まず最初にすることがあるでしょ。」

 麗奈と目を見合わせた弘平が、うなずいて一歩前に出る。

「さぁ、ママ、僕のこれにちゃんと挨拶してよ。」
「あぁ・・・弘ちゃん・・・弘ちゃんのオチンチン・・・」

 涼子の視線は勃起した弘平の分身に釘付けになっている。そのまま玄関のタイルに膝をつき、弘平の下半身ににじり寄っていく。

「弘ちゃん、ただいま。・・・んんむ・・・」

 両手で弘平の分身を支え、先端からゆっくりと口に含んだ。舌を伸ばし丁寧に舐め始める。

「んむむ・・・ジュル・・・むむ・・・ジュジュ・・・」

 唾液をたっぷりと溢れさせ、頬を膨らませながら、裏側のすじを舌でなぞり歯茎の裏で先端部を刺激する。

「うう・・・ママ・・・」

 弘平の背筋をしびれるような快感が走り抜けた。母の頭を両手で押さえ、弘平はその快感に耐える。 

 涼子は精一杯の愛情を込めて、その愛おしいものに口唇愛撫を続けている。

「んん・・・レロレロ・・・・んむむ・・・・チュバチュバ・・・」

 先端を持ち上げ、肉棒の裏側を舌と唇で舐め、玉袋も口に吸い込んで舐め回す。涼子の目はいっときも弘平の顔から離れない。

 息子の反応を確かめるように、幸せそうに微笑みながらその表情を見つめている涼子の口の端から、涎が糸を引いて滴り落ちた。


 二人の様子を潤んだ瞳で満足げに眺めた麗奈が、玄関に上がりクローゼットの扉を開く。

 涼子のスーツをハンガーに掛け、自分もカーディガンを脱ぎストッキングだけの姿になった。麗奈の無毛のクレバスから太腿にかけての一帯がヌルヌルと光っている。

 麗奈は一瞬そこに手をやってしまいそうになるが、何とか思いとどまった。

「さぁ、ママ、いつまでそうやっているの?」

 無造作に涼子の腕を引っ張って立たせる。麗奈の態度はどこまでも素っ気ない。

「んんああぁ・・・・・・」

 またしてもお預けをくらった涼子の口から、弘平の肉棒がジュルッと音を立てて抜ける。

「ママはまだ他にもしなければならないことがあるでしょ?弘ちゃんも来て。」

 そう言って涼子の手を引き、リビングのドアを開ける。

 
「さあ、ここに腰掛けて。」

 麗奈が食卓の背の高い椅子をリビングのソファーの前に動かす。その手にはさっきクローゼットから出しておいた、何本かの短いベルトが握られている。

 娘の命じるままに腰掛けた涼子の腕を椅子の背の後ろに回し、細いベルトで固定する。同時に両方の足も椅子の幅に開かせ、椅子の脚に固定してしまう。

「あぁ、麗奈ちゃん・・・・ママにこんな恥ずかしい格好させないで。」
「そんなに濡らしちゃって、いまさらなに言ってるのよ。」

 麗奈は母の言葉に全く取り合わない。黒いレースのブラジャーの真ん中に手をかけると、ぐいっと引き下げる。風船のようにピンと張りつめた乳房が、ブルンとむき出しになった。

「ほぅら、オッパイだって興奮してこんなになっちゃってる。」

 痛いほどにいきり立った乳首を、麗奈が指でピンとはじく。

「あ、あぁ・・!麗奈ちゃん!」

 悶える涼子にかまわず、麗奈は後ろをふり向いてしまった。涼子は一人取り残されたようになる。

「さぁっ、弘ちゃん、座って。」

 麗奈はうきうきと弘平の手を引いてソファーに座らせ、自分もその隣にすり寄るように身を沈める。

「ほぅら、ママの淫乱なオマンコが丸見えよ。」
「ほんとだ、ビチョビチョになってる。」

 弘平も調子を合わせている。

「だめよぉ・・・そんなに見ないで~・・・ママの恥ずかしいところ見ないでぇ・・・」

 涼子の声が艶を帯び、その秘唇からは淫液が止めどもなく溢れている。娘と息子に見つめられながら、あきらかに興奮しているのだ。クリトリスが勃起し、小指の先ほどの大きさになって顔を出している。 

 麗奈の手は、こちらもヌルヌルになっている弘平の分身をゆっくりとしごいていた。弘平は弘平で姉の秘部に手を伸ばし、クレバスの中を指先でもてあそんでいる。

「ママ、・・・一人で悶えていないで。そろそろ始めるのよ。」
「は、はじめる・・・?」

 涼子は麗奈の意図が飲み込めない。麗奈が言葉を続ける。

「弘ちゃんと二人で、ママの言い訳を聞いてあげるって言ってるのよ。淫乱ママが今日どこで何をしてたのかちゃんと報告してね。」

 麗奈の意図が分かり、涼子の目が見開かれる。

「そ、そんな・・・・だめよ・・・あぁ・・・」

 一瞬ためらいの表情を見せたが、涼子の覚悟はすぐに決まったようだ。

 母親としての良識よりも、二人の子供の前でもっともっと辱められることに対する期待のほうが勝ってしまう。快感を求める淫らな血の騒ぎを、涼子自身自分でもどうしようもなくなってしまっていたのだ。

「わかったわ、話せばいいのね。」
「”わかったわ”ですって?なによその言い方。まるで私が無理矢理に話させようとしているみたいじゃないの。」

 そうじゃないか。・・・弘平はそう思ったが口にはしない。そんなことは涼子も麗奈も、十分承知していることなのだ。

 こういった言葉のやりとりにより、涼子だけでなく麗奈自身も興奮しているのである。麗奈の濡れかたと目の輝きがなによりもそれを証明している。

「お願いのしかたが違うんじゃないの?”ママの意志”で、話すんでしょ?」

 涼子も、今度はすぐに麗奈の言葉の意味が分かったようだ。眼鏡の奥で興奮に潤んだ瞳が二人を見つめる。

「あぁ・・・・麗奈ちゃん、弘ちゃん、・・・ママはこれから、今日外でどんないやらしいことをしてきたのかお話しします。・・・退屈でしょうけど、淫乱で変態のママがお口からザーメンの匂いをさせながら帰ってきたわけを、どうかお聞きください。」

 麗奈が満足したように頷く。

「ママのお願いじゃしょうがないわね。弘ちゃんのオチンチンを可愛がりながら聞いてあげるわ。でも、私たちを退屈させたら承知しないわよ。」

 涼子の目を見つめたまま唇を舐め、身をかがめると見せつけるように弘平の肉棒をベロリと舐める。

「ふふ・・・上手に報告できたら、淫乱ママへのご褒美を考えてもいいわよ。」

 麗奈の口元が淫猥に歪む。


 弘平の肉茎に幸せそうに舌を這わせる麗奈と視線を絡ませながら、涼子の告白が始まった。
 

「今日ママは商品をお届けに、新島先生のお宅に寄って来たの。」

 弘平がヒューと口を鳴らす。

「新島って、画家の新島章吾?すげぇ・・・」

 麗奈も思わず弘平の分身から口を離し、顔を上げる。

「新しいお客さんね。・・・大物じゃないの、ママ。」

 新島章吾といえば、鬼才として知られる日本画壇の大物である。もう70才近いはずだが、いまだに精力的に創作活動を続ける傍ら、最近ではテレビ番組などにも出演している。

 旧華族の家柄と言うこともあり、年齢を思わせないダンディーな容姿で、人気も高い。

 10年ほど前にふた回り以上も年下の雪江夫人と結婚し、現在は都内の超高級住宅地の豪邸で二人暮らしである。

「あの先生、すました顔してテレビとか出てるけど、けっこう好きなんだぁ。」

 弘平が感心したようにつぶやく。

「一流の芸術家なんて、そんなものじゃないの?・・・ましてやテレビで見てもあれだけ生き生きとしている人だもの、エッチが嫌いなわけないじゃない。」

 訳知り顔に麗奈が言った。涼子が少し笑顔を見せ、言葉を続ける。

「新島先生のところは今日が三度目の納品だったの。・・・ジューシィーとフルーティー。」


 ジューシィーとフルーティーは涼子の会社で、非公式に販売しているスカトロマニア向け食品である。

 ともに排泄物内の雑菌を消滅させ、排泄物特有の匂いと味覚を変化させる働きがある。ジューシィーが小便用、フルーティーが大便用、継続的に摂取することによりその効果を発揮する。

「先生は昔からスカトロに興味がおありで、プロの女性が相手のプレイの経験はあったそうなの。でもああいう人たちってほとんどがお仕事と割り切ってるから、味気なかったらしいのね。それで最愛の奥さまをその道に引き込もうとなさったんだけど、奥さまはその気が全然なかったんですって。」

「で、ママに声がかかったわけだね。」

 弘平が口を挟む。

「ええ、ある方の紹介でジューシィーとフルーティーをお薦めしたの。初心者の方でもなじみやすいし、衛生上もいいです、ってね。」
「それで?」

 と、麗奈。

「ええ、・・・それで今日は三度目の納品。今までは外でお渡ししていたから、ご自宅へ伺ったのは今日が初めてだったわ。奥さまのご案内で、アトリエに通されたの・・・・」
 


テーマ:近親相姦 - ジャンル:アダルト

  1. 2012/05/12(土) 14:38:51|
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BLOOD1:2~麗奈と弘平~姉のミルク

2~麗奈と弘平~姉のミルク
 
 それから一時間ほど後、須藤家の居間のソファーに麗奈が腰掛けていた。

 ストッキングはレースの花柄のものに穿き替えエプロンは身につけていず、シャワーを浴びたのだろうか、髪がまだ半分濡れている。

 その膝の上に頭を乗せ、裸の弘平が横たわっていた。麗奈の手は弟の髪を優しく撫で弘平は心地よさそうに目を閉じ、されるがままになっている。

(弘ちゃん・・・私のかわいい弟・・・)

「・・・弘ちゃん?」
「ん?」

 弘平がゆっくり目を開ける。

「お姉ちゃんに昼間からあんなことさせて、弘ちゃん、いけない子ね。」

 意地悪く片目をつむり、弘平の分身を軽くつねる。

「あ痛っ、なにすんだよっ!」

 弘平も本気で笑っているふうはない。目が笑っている。

「なに言ってんの、姉さんのして欲しいようにしてやっただけじゃないか。」

 麗奈の頬がみるみる赤く染まった。

「やん、弘ちゃんのいじわる!」

 今度はちょっと力を入れて弘平の分身をつねった。

「いたたっ!・・・ちょっと・・・しゃれにな・・・・むむむ・・・」

 体を屈め、身をよじる弘平の唇を麗奈が塞いだ。

(弘ちゃん、愛してるわ・・・)

 麗奈の心の囁きが、弘平にも届いたに違いない。細い腕を姉の首に回し、頭を撫でるその動きはこれ以上ないほど優しかった。

(大好きだよ、姉さん・・・)
 
 お互いの思いがこもった長い口づけのあと、麗奈がふと何かを思い出したかのように口を開いた。

「ねえ、弘ちゃん。」
「なに?」
「学校はどう?」

 突然の話題に弘平もびっくりしたようだ。麗奈の膝の上から目をぱちぱちさせて、姉の顔を見あげている。

「え?学校?・・・どうって?」

 弘平がこの春入学した私立南浦高校は、麗奈の母校でもあるのだ。麗奈は昨年の春、南浦高校を卒業している。

「うん。ここ何日か弘ちゃんの制服姿見てたら、なんだか思い出しちゃって・・・」
「懐かしいの?」
「う~ん、ちょっと・・・・かな。」

 首を傾げてほほ笑む仕草がなんとも言えず、かわいらしい。
 弘平の瞳がいたずらっぽく光る。

「学校かぁ・・・いい学校だと思うよ。・・・・でも、先生とかが、みんな僕に向かって姉さんのこと言うんだ。・・・”あの”須藤麗奈の弟か、ってさ。」

 弘平が、”あの”のところを強調したのを、もちろん麗奈も気付いていて、ちょっと頬を膨らませる。

「”あの”ってなによ~。それじゃあ私がよっぽど問題児だったみたいじゃない。」
「逆の意味でね。」

 弘平が笑う。

 無理もない。高校三年間、学年はもちろん、全国模試でも常にトップクラスの成績をとり続けた麗奈である。その上、群を抜いた美貌の持ち主の麗奈は、学校内で常に注目の的だったのだ。

 そんな、学校設立以来かというほど優秀だった麗奈が、卒業後は進学もせずに家事に専念すると言い出したとき、当時の教師たちの間におきた波紋が並大抵でなかったことは容易に想像がつく。

 確かにそういう意味では、麗奈はかつて教師たちが出会ったことのない問題児だったのかもしれない。

「三年からも何人も話し掛けられたよ。姉さん、下級生にも人気があったんだね。」

 今の三年生は麗奈の二年下だから、もちろんかなりの者が麗奈のことを知っている。中には年上の麗奈に憧れ、交際を申し込んだ者も数多い。それも、男女を問わずである。

「姉さん、ずいぶんもてたみたいじゃないか。」

 からかう弘平に、麗奈が笑って答える。

「そうかしら・・・お付き合いしたいと思った人いなかったからわかんないわ。」

 麗奈のこの言葉に嘘はない。南浦高校での三年間、アプローチしてきた数多くの男女を麗奈はただ一人として相手にせず、クールに拒否し続けたのだ。

 学校では麗奈自身かなり注意して自分のフェロモンの発散を押さえていたため、皆、麗奈は処女かあるいはよほど男性経験が少ないのだと信じていたようである。

 セックスに対してタブーを持たず、弘平や母親以外の男女とも多くの経験を持つ麗奈がなぜそのように高校時代、自分を押さえ続けたのか。

 そのわけを麗奈は家族にさえも話してはいない。思慮深い麗奈なりの考えがあったのだろうか。

 もしかしたら、一度でも自分の本性を晒してしまったら歯止めが利かなくなることを、麗奈自身が一番よくわかっていたのかもしれない。

 最も、その分学校から帰ってきてからの麗奈の乱れかたは尋常でないものがあったのだが・・・。

「みんな驚くだろうなぁ、南浦高始まって以来の優等生が、実はこんなに淫乱な変態だって知ったらさぁ。」

 弘平が笑いながら、姉の乳首をつまむ。

「いやん・・・」

 麗奈が身悶えし、弘平の手をそっと押さえる。

「その話はしないで。・・・私だって、我慢するのが大変なときもあったんだからぁ~。」
「食べちゃいたい下級生がいたとか?」
「いないわよ、そんな子」

 口では否定したが・・・

(食べちゃいたい?・・・ふふ・・・そうね・・・)

 麗奈の目が遠くを見つめ、顔に赤みがさす。

(そりゃ、いたわ。・・・生徒だけじゃない。・・・先生の中にも、お姉さまって呼んで可愛がってあげたい人が・・・)

 麗奈が言う“可愛がる“というのはもちろん通常のそれではない。麗奈は弘平以外の相手に対しては、セックスの際かなり好虐的な性格を見せる。

 その麗奈が、高校時代に可愛がってあげたいと思う教師がいたというのだ。

 もう二年以上も前のその秘めた思いが、近く弘平を通じ叶うことになるとは、この時はまだ麗奈も夢にも思っていなかった。今はただ、その思いを振り払うように、言葉が続く。

「弘ちゃんはどうなの?いい子いそう?」

 弘平は、姉のその様子に気が付いたのか付かなかったのか・・・

「まあまあかな。・・・かわいい子、いっぱいいるよ。」
「ま、憎らしい子!」

 イーっと顔をしかめる。その瞳の奥にある何かを見透かそうとするように、弘平がつぶやいた。

「・・・・それに、美人の先生も多い。」

(こ、弘ちゃん・・・・あなた・・・)

 弟は何か気づいているのか・・・、疑問が麗奈の頭に浮かぶ。

(そんなわけはないわ。・・・入学式であの人と出会ってからの三年間、あの人にはもちろん、家族にだって、そんなこと気づかれるような素振りは一つも見せなかったはず・・・)

 弘平は妙に無表情なまま言葉を続ける。

「僕は姉さんみたいな禁欲生活はイヤだなぁ。高校でものびのびやりたいよ。・・・ま、あんまり問題にはならないようにするけどね。・・・姉さんの築いたイメージ、壊しちゃっても悪いし。」

 笑う弟の表情には、もうなにもおかしなところは感じられない。

(気づいてなんているわけないわよね。三年間隠し続けた、私の秘めた思い・・・)

 疑問を頭から振り払うように、意識して明るく弘平に話しかける。

「素敵な彼女ができたら、姉さんにも紹介してよね。」

 弘平の笑顔は屈託がない。

「紹介?・・・遠慮しとくよ。・・・姉さんになんて紹介したら、姉さんみたいな変態にされちゃう。」

(やっぱり気のせいよね、好ちゃんが気づいてるわけないもの・・・)

 もう忘れよう・・・、そう思い、努めて明るい声を出す。

「きゃー、失礼ね。もう・・・弘平ったら!」

 弟の腹部を平手で叩く。

「痛っ・・・、だって姉さん、僕の彼女にいつも必ず手を出しちゃうじゃないか・・・」

(う・・・)

「そ、そりゃそういうこともあったけど・・・」

(だって・・・弘ちゃんと私の好み、一緒なんだもん・・・しょうがないじゃない・・・)


 ”好みが一緒”・・・この言葉の意味に聡明な麗奈がなぜ、このとき気づかなかったのか・・・

 
 弘平が甘い声を出し、姉の乳首に手を伸ばした。

「それよりさぁ、姉さん・・・」
「あ、うふん・・・なぁに、弘ちゃん。」

 弘平の手が姉の乳首をつまんで引っ張る。

「・・欲しいな・・・姉さんのおっぱい・・」

 女の子のような白い頬を照れくさそうに赤く染めている。

(かわいい・・・)

 麗奈は心の底からそう思った。背筋をゾクゾクするものが走る抜ける。

(ああ・・・この子を離すことはできない。・・・私の可愛い弟、可愛い赤ちゃん。・・・弘ちゃんにおっぱいあげたい・・・)

「いいわよ。弘ちゃん、・・飲んで。」

 美しい乳房を片手で支え弟に差し出すと、誰かに吸ってもらうのを求めてかわいく尖っている乳首に弘平が嬉しそうに吸い付く。チューチューと音をたてて吸う弘平の口中に、麗奈の乳房から甘い液体がほとばしり出た。

(ああああ・・・・おっぱいが出る。・・・弘ちゃんに飲まれてる。・・・)

 もちろん麗奈には出産の経験などない。しかし、ここ数年ある食品を食べ続けているせいで、麗奈の乳房からは本来出るはずのない母乳が出ている。

 弘平はコクコクと喉を鳴らして姉の母乳を飲んでいる。頬を膨らませ、夢中で乳首を吸い続けるその様子はまるで赤ん坊のようだ。

(ああ、弘ちゃん、かわいい。・・・お姉ちゃんのおっぱい飲んで。・・・私の弘ちゃん・・・)

「うふ、弘ちゃん?・・おいしい?・・・お姉ちゃんのおっぱい、おいしい?」

 姉の乳房に両手を添え、乳首にむしゃぶりついたまま、弘平が無言で頷く。

(・・気持ちいい・・・おっぱい飲まれて感じちゃう・・・)

 さっきシャワーを浴びたばかりだというのに、秘部がまた濡れてきているのがわかる。

(おっぱい飲まれて濡れちゃうなんて・・・私、なんて変態になっちゃったんだろう。)

 乳房を吸われながら、麗奈は思いを巡らす。

(でも、私はこの淫らな体が好き。弘ちゃんにおっぱい吸われて濡れちゃうようなこんな自分が好き。)

「んん・・・」

 弘平が乳首から口を離し、体の向きを入れ替える。

「姉さん、おかわり。」

(うふ・・・弘ちゃん・・・・)

「いいわよ、はい。」

 残った片方の乳房を差し出す。いずれにしろ、定期的に両方吸ってもらわないことには乳房が張ってしょうがないのだ。

 毎日出る母乳の量は、食べ続けている食品のせいでかなりの量なので、吸ってくれる者がいないときには自分で絞っている。

 麗奈自身、自分の母乳の味が気に入っていて、自分で搾った乳を飲んでしまったりすることさえある。

 自分の母乳を自分で飲むその普通でない感覚は、たいてい麗奈を酔わせ、そのまま自慰を始めてしまうことも少なくない。


 弘平は相変わらず無邪気な様子で、姉の乳首に吸い付いている。・・・と、

「ひゃっ!」

 突然、尻の下に何かの感触を感じて麗奈は跳び上がってしまった。麗奈の背に回していたはずの手がいつの間にか尻に潜り込んでいるのだ。

「こ、弘ちゃん・・・・」

 弘平は素知らぬ顔で乳房を吸い続けている。


(もう・・・弘ちゃんったら・・・)

 ふと見ると弘平の分身が堅さを取り戻し、天を突き上げるように隆々とそそり立っているではないか。

(弘ちゃんも、おっぱい吸いながら感じてくれているんだ・・・うれしい・・・)

 なにか暖かいものがじんわりと、麗奈の胸を満たす。

 逞しい肉棒の先端からは透明な粘っこい液が溢れ、ヌルヌルになっている。弟の体を支えていた片手を伸ばしそれを握ってみると、握りきれないほどの太さのそれから、麗奈の手に熱い脈動が伝わってきた。

(ああ、弘ちゃんのオチンチン、逞しい・・・・なんて素敵なの・・・)

 尻の下に潜り込んだ弘平の手は太腿を伝い、秘部へ達しようとしている。弟の手を受け入れようと、無意識のうちに腰を動かしてしまう。


 ところが、

「わ!・・うわっ!」

 腰を浮かせた姉の陰部に指をこじ入れようと体を動かした拍子に、弘平の口が麗奈の乳首からはずれてしまった。

「や~ん!」

 強く吸い続けられていた母乳の勢いは簡単には止まらず、乳首の先から白い液体が噴き出し、あたりに飛び散る。弘平の顔も麗奈の腹部も、みるみる母乳でベトベトになってしまい、体を伝わった母乳がソファーに溜まってゆく。

 その様子を見、お互いの顔を見つめ合い、ついに二人とも同時に吹き出してしまった。

「ぷっ・・・」
「くくっ・・・」
「やだ、もう、弘ちゃんの顔!」
「姉さんだって、おっぱい吹き出しちゃって・・・」

 麗奈の乳房からは、勢いは弱まったものの、まだ母乳が滴り落ちている。

「弘ちゃんがいけないんだからぁ!」

 いきなり、麗奈が弘平をソファーに押し倒す。

「うわっ!ね、姉さん!」
「好きよ!好き!好き!だぁーい好き、弘ちゃん!」

 笑いながら麗奈は、弘平にのしかかり、弘平の顔をペロペロと舐め始める。

「んん・・・かわいい、弘ちゃん・・・私の弘ちゃん・・・」

 口も、目も、耳も、鼻の穴までも、舌を伸ばして自分の乳を舐めまくる。麗奈の母乳と睡液で弘平の顔はベトベトになり、重なった二人の体も、麗奈の母乳でヌルヌルになってくる。

 弘平はうっとりと姉のなすがままになっている。どうやら今回は姉に主導権を譲るつもりらしい。

 弟の下半身を探っていた麗奈の手が、弘平の分身をとらえた。愛する弟の肉棒は、麗奈にかまってもらいたくてカチカチになっている。

「うふ・・・弘ちゃんのオチンチン・・・おっきくてかた~い・・・」

 巨大なそれを太腿で挟み込み腰を卑猥にゆすると、弘平がうめき声を上げた。

「う・・・姉さん・・・気持ちいい・・・」

 なおも太腿をこすりあわせるように、弟の肉棒を刺激する。

「ふふふ・・・弘ちゃんのオチンチン、ヌルヌルになってるわよ。・・・・ねぇ、弘ちゃ~ん。」

 首に手を回し、耳の穴に舌を差し込みベロベロと舐めながら、麗奈が囁く。

「オチンチン入れていいでしょ?・・・お姉ちゃんのオマンコに・・・」

 こうなってしまっては、弘平には何もすることができない。弘平の返事も待たずに、麗奈は体を起こし、弘平の分身を自らクレバスに導いた。

 すでに、期待のあまりビショビショになっていた秘唇はやすやすと巨根を飲み込んでゆく。

「あ、あぁぁ・・・・いい・・・弘ちゃんのオチンチン・・・・・」
「うう・・・姉さん・・・・」

 根元まですっかり飲み込んだまま、麗奈はゆっくりと上半身をゆらし始める。弘平の腰もそれにあわせて動いている。

「ああ・・・いいよ・・・姉さん・・・チンポとろけちゃいそうだ・・・」


 弘平の分身をきっちりとその体に受け入れた麗奈。腰を前後にゆするたびにその結合部からは、グチョグチョと淫猥な音が響く。

 両手は豊満な乳房をつかみ、爪を立てて揉んでいる。その指の間から、弟に飲んでもらえなかった母乳が溢れて弘平の腹の上にポタポタと落ちている。

 突然、快感に悶える麗奈の表情にせっぱ詰まった色が浮かんだ。

「あ!・・・弘ちゃん!・・・おしっこ出ちゃう!」
「うわっ!姉さん!」

 のけぞった麗奈の陰部から黄色がかった液体が、シャーっと音を立ててほとばしり出た。快感のあまり失禁してしまったのだ。大量の尿が湯気を立てて、弘平の腹部に広がってゆく。

「ああああ・・・・おしっこ・・・・ああ、いい・・・」

 尿を垂れ流しながら、麗奈は恍惚とした表情で腰をゆらし続ける。弘平も嬉しそうに自分の腹から胸にかけて、姉の母乳と尿を両手で引き延ばし、その手を口に持ってゆく。

「んん・・・姉さんのミックスジュース美味しいよ。すごく淫乱な味がする。」

 両方の手のひらをペロペロと舐めては、また腹の上からすくい取り、今度は姉の顔に向け差し出す。

「ほら、姉さんも味わってごらん。」

 両手で乳房を揉みながら、弟にされるままに差し出された手を舐める。

「んんん・・・・・んあん・・・美味しいわ・・・私のおしっこ・・・私のおっぱい・・・」

 つぶやきながらうっとりと、指の一本一本を丁寧にしゃぶっている。その間も腰の動きは止まらない。一時も休まずに、貪欲に弘平の肉棒を味わっている。

(あぁ、気持ちいいの・・・・おしっこもおっぱいも美味しい・・・オマンコもいっぱいになってる・・・)


「弘ちゃ~ん・・・気持ちいいよぉ・・・お姉ちゃん、気持ちいい・・・」
「僕もいいよ・・・姉さんのオマンコもおしっこもいい・・・」

 弘平の指を何本も口に突っ込まれ、それをしゃぶりながら、快感の急坂を一気に駆け上がろうとしているかのように麗奈の動きが激しくなってゆく。弘平も眉間にしわを寄せ、喘いでいる。

「弘ちゃ~ん!・・・ああ・・・いい・・・イく~!!」
「んん・・・姉さん!・・・ぼ、僕も・・・・」
「あ、ああ・・・弘ちゃん、いっしょに・・・いっしょにイって~!」


 二人の動きのピッチがあがり、やがて麗奈の頭の中が真っ白になった。

 弘平の腰が跳ね上がり、同時に麗奈も胸をかきむしって上半身をのけぞらす。

 二度三度と断続的に弘平の体がはねると、二人の結合部から透明な液体が溢れ、またじわっと広がった。麗奈の達した印だろう。

(あああぁぁ・・・・いい・・・・)

 
 やがて、麗奈の上半身ががっくりと倒れ、弘平の胸に受け止められた。

「ああ・・・・弘ちゃん・・・・」

 弟の胸に顔を埋める麗奈。ズルッと弘平の肉棒が麗奈の秘唇から抜け落ち、続けて弘平のドロドロの液体が溢れ出てくる。

(ああん・・・弘ちゃんのザーメン・・・)

 弟に体をあずけたまま片手を尻に回し、溢れ出る精液をその手に取る。

「ほら・・・弘ちゃんのザーメン・・・見て・・・」

 弘平に見せつけるようにゆっくりと、手のひらに溜まった精液と愛液の混じった白濁色の液体に舌を伸ばす。ベロッと舐めとり、口に含む。

 咀嚼するようにゆっくり口を動かし、うっとりとした表情で口を開いて、糸を引くそのドロドロを弟に見せたあと、喉を鳴らしてごくりと飲み込んだ。

「美味しい・・・弘ちゃんのザーメン・・・あはん、・・・ごちそうさま。」

 そのまま、弟に口づけする。弘平もいやがるふうもなくそれに答え、姉の背に両腕を回し、強く抱きしめ舌を絡ませる。

 麗奈の口から甘い睡液が流し込まれ、弘平がそれをコクリと飲み込む。

(弘ちゃん・・・弘ちゃん・・・弘ちゃん・・・)

 心の中で、麗奈はうなされたように弟の名を繰り返し呼び続けていた。
 胸に抱いた姉の耳に口を寄せ、弘平が囁く。

「姉さん・・・良かったよ。・・・スケベな姉さんの体、最高だ・・・」
「あぁ、弘ちゃん・・・」
「淫乱な僕の姉さん・・・かわいい、麗奈・・・僕の愛しいお姉ちゃん・・・」

 弟の甘い囁きが、麗奈の体を濡らす。

(離れられない。・・・私は一生この子から離れられないわ。・・・弘ちゃん、・・・私の全ては弘ちゃんのものよ・・・)

 弟の腕の中で、麗奈が幸せそうに微笑んだ。





  1. 2012/05/06(日) 09:46:55|
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