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Bの部屋(小説「BLOOD」)

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BLOOD1:4~雪江~アトリエにて(涼子の告白)

4~雪江~アトリエにて(涼子の告白)

 
「やぁ、須藤さん、よく来てくれたね。まぁそこにかけなさい。」

 薄いグリーンのサマーセーターとコットンのスラックスという姿の新島章吾画伯が、籐製の椅子に身を沈めている。

 真っ白な髪をオールバックにまとめ、その体は多少弛みがみれるものの、こうして見てもとても60代後半には見えない。肌の脂ぎった様子など、50代そこそこにも見える。

「新島先生、今日はお仕事場にまでおじゃまして申し訳ありません。いつも、ごひいきいただいてありがとうございます。」

 新島が微笑みながら、籐枠のガラステーブルを挟んだ正面に座るよう再び促す。

 その目は、グレーのスーツに包まれた涼子の体を舐めるように見つめているが、涼子にとってはその視線が心地よい。

 18才の時に亡夫弘一郎と結婚しただけあって、涼子は年輩、それも初老以降の男性にめっぽう弱い。新島にじっと見つめられるだけで、体の芯が濡れてくるのがわかる。

「失礼いたします。」

 座面の低いタイプの椅子だったが、涼子は意識して脚を組んで座る。

 正面の新島からは、スカートの奥が伺えるはずだ。案の定新島の視線は涼子の形の良い脚に釘付けになっている。

「それにしても、さすが新島先生ですわ。すばらしいアトリエですこと。」

 涼子はそしらぬ顔であたりを見回し、わざとらしく脚を組みかえてみた。新島が小さく咳き込む。

「いや・・・どうもありがとう。須藤さんのような美しい方から誉めていただいて、光栄ですな。」

 もちろん涼子の言葉はお世辞などではない。

 30畳ほどのアトリエは天井が吹き抜けになっていて、梁がむき出しという贅沢な作りである。床は大理石調のタイル張りで、壁面は天然木で仕上げられているのだ。

また、壁の一面が全面ガラスサッシになっていて、その外にはとてもここが都内とは思えないほどの広大な庭園が広がっている。


 その一角に、涼子たちが座っている籐製の応接セットが置かれていて、残りのスペースに新島の画材などが点々と置かれていた。

「本当にすばらしいんですもの。ここから新島先生のあの作品の数々が誕生しているのかと思うと、なんだかドキドキしてしまいますわ。」
「いやぁ、須藤さんはお世辞がお上手だ。私も年甲斐もなくドキドキしてしまいますよ。ハッハッハ・・・」

 新島がそう大きな声で笑っているところへ、ドアを開け新島夫人が入ってきた。品のいい和服をきっちりと着こなし、手にティーセットの入った盆を持っている。

「まぁ、楽しそうですこと。なんのお話?」

 新島の妻雪江は夫よりふた回り以上年下とはいえ、確かもう40代半ば過ぎのはずである。

 しかし、着物の上から見てとれる体のラインは、出産経験がないこともあって全く崩れを感じさせない。張りつめた腰の線が得も言われぬ色気を醸し出している。

「おお、ちょうどいいところに来た。君も座りなさい。」

 新島が自分の隣の椅子を引く。

「お茶をお入れしましたのよ。須藤さんもどうぞ。」

 夫が促した椅子には座らず、床に膝を突きティーポットからカップに紅茶を注ぐ。その仕草もきわめて洗練されていて優雅でさえある。

「遠慮なく、いただきます。・・・・あぁ、いい香り。」

 ハーブの香りがプーンと沸き立ち、涼子がカップに手を伸ばしたあとで、雪江は夫の隣に腰掛けた。

 
「・・・先生?」

 紅茶を一口二口飲んだあと、涼子が口を開く。

「ん?なにかね?」
「ジューシィーとフルーティー、・・・こちらが今回の分、二週間分になります。ご確認くださいませ。」

 足下に置いてあった大きな紙袋を新島に差し出した。もちろんその中には、今までどおり二人分の量が入っている。

 涼子がどういう仕事をしている人間なのか、雪江には全て話してあるから妻のことは気兼ねしなくて良いと、前もって新嶋から言われていた。

「うん、あぁ・・・ありがとう。・・・・それでだねえ・・・須藤さん・・・」

 紙袋を受け取り横に置きはしたが、新嶋はなにやら口ごもっている。

「何か不都合でもありましたでしょうか?効き目の方が芳しくないとか?」
「いや、そんなことはないんだ。少なくとも儂に対しては、すごいもんだよ。・・・あんな風になるなんて儂にとっては、夢のようだ。」
「・・・と、おっしゃいますと、・・・奥さまの方に何か・・・」

 雪江の様子を伺うと、雪江は顔を赤らめてうつむいている。

「奥さま、効果がありませんでしたでしょうか。・・・それともお口に合わないとか・・・」

 雪江が下を向いたまま、か細い声で答えた。

「毎日、美味しくいただいていますわ。・・・」

 新嶋が言葉を継ぐ。

「効果もあるようなのだが、その事になるとこれが口を閉ざしてしまってね。」
「だって、あなた、・・・・自分の、その・・・・・・ンチやお小水のことなんて、わたくし・・・・」

 雪江はますます顔を赤くしている。その妻の肩に新嶋が腕を回した。

「ハハ・・・、これはこのとおり年柄もなくうぶでしてなぁ。ただ好奇心は人一倍強いので、ジューシィーやフルーティーも儂と一緒に食べてくれているし、・・・・知人からもらったスカトロ物やSM物のビデオを見ながら、その・・・アレをしたりもするようにはなったのだが・・・」

 アレとはもちろんセックスのことだろう。

 ビデオや想像では興奮できるが、実際の行為となると躊躇してしまう、・・・初心者にはありがちのことである。

「いやですわ、あなた、そんなことおっしゃらないで・・・」

 雪江が夫の腕に顔を伏せる。

 かわいい・・・涼子は雪江を見て、そう思った。とても自分より年上とは思えない。汚れを知らない生娘のような雰囲気を持っている女性なのである。


 この人にあの快感を教えてあげたい。排泄物にまみれるあの快感を味あわせてあげたい。・・・涼子は心からそう思った。

「そうですか、わかりました。・・・奥さま?」

 雪江がそっと顔を上げて、涼子と目を合わせる。恥じらいに潤んだ瞳の奥に、明らかに興奮の光が宿っているのを涼子は見逃さなかった。

 身を乗り出し、雪江の顔を覗き込むようにして話しかける。

「奥さま、ジューシィーとフルーティーの効果はありませんか?」

 涼子の問いかけに、小さいがはっきりした声で雪江が答える。

「いえ、・・・・ありますわ。その・・・まるで違う物みたいで・・・」

 新嶋は少し意外そうだ。

「ほぅ、儂がいくら聞いても答えなかったのに、今日は素直だねぇ。」
「先生?」

 涼子が微笑んで、新嶋に話しかける。

「ん?何かね、須藤さん」

 席を立ちテーブルを回り、床に膝を突いて顔を新嶋の耳に寄せ、涼子が囁いた。

「少しの間、私と奥さま二人で話させていただいてよろしいでしょうか?」

 さらに声のトーンを落とす。

「先生さえよろしければ、あとで必ず先生も一緒にお楽しみになれるよういたしますから。」

 涼子の手が、さりげなく新嶋の股間に触れる。もうかなり堅くなっている怒張の感触をコットンのパンツ越しに感じ、涼子は艶然と微笑んだ。

 いくら声を潜めていても、雪江にはすべて聞こえているのは承知の上である。

「いけませんか?先生。」

 新嶋がわざとらしく咳払いをする。

「う、んん・・・・・いや、儂はかまわないが、・・・儂は席を外した方がいいのかな?」
「いえ、ご覧になっていていただいてもかまわないんですけど、・・・あまり近くでは奥さまも緊張なさるでしょうし、・・・そうですねぇ・・・」

 涼子が辺りを見回し、窓の外に目を止めた。窓のすぐ外、庭の手前に木製のロッキングチェアーが置いてある。

「今日はお天気もいいですから、あそこはいかがですか?」

 涼子がいたずらっぽく笑う。

「それに、ガラス越しにご覧になるのもちょっと興奮なさると思いますわ。」

 涼子のウィンクに新嶋が頷き、立ち上がった。

「それじゃあ、そうするとするか。」
「あ、あなた・・・」

 雪江がすがりつくように夫を見つめる。その方に新嶋は優しく手をかけた。

「心配しなくても大丈夫だ。・・・須藤さんにいろいろと教えていただきなさい。」

 そう言って、窓の方に歩き去る。窓までは7、8メートルもあるだろうか、サッシを閉めてしまえば話し声などは聞こえなくなってしまう距離である。

 
「さて、・・・」

 涼子は、今まで新嶋が座っていた椅子の位置を少しずらして腰掛けた。ちょうど雪江が窓を背にして、涼子と向かい合う格好になる。

 新嶋からは妻の表情は見えないだろう。二人の間は膝が触れあうほどの距離しかない。

「奥さま、お気を悪くなさらないでくださいね。」

 雪江も顔の赤みが引き、多少は落ち着きを取り戻したようだ。今は好奇心の方が勝っているようである。

「ええ、・・・いったい何が始まるんでしょう。」
「単刀直入にお伺いしますわ。奥さまは先生のことを愛していらっしゃいますよね?」

 いきなりの質問に、雪江はかなり面食らったようだ。

「え?ええっ?・・・・」

 新嶋夫妻の結婚に関しては、二人の年がかなり離れていたこともあったのだろう、当時は財産目当てとかいろいろな憶測がワイドショーなどを通じ流れたものである。

 そういったこともあり、涼子は新嶋夫人がどういった女性なのか少なからず興味を持っていたのだ。

「私、今日初めて奥さまにお会いして、すぐにわかりました。奥さまが先生のことすごく愛してらっしゃるって。」
「お、須藤さん、何を・・・」
「私も奥さまと同じなんですもの。・・・私の場合は先生のお宅よりもっと極端でしたけどね・・・」

「え?」
「私が亡くなった夫と結婚したとき、夫は67才、私は17才でした。」
「・・・・まぁ!」

 雪江が目を丸くしている。涼子の話があまりに予想外の展開だったため、雪江の緊張もほぐれてきたようだ。

「そうなんですの。・・・私、全然存じませんでしたわ。主人も何も話してくれないんですもの。」
「うふ。・・・先生もたぶんご存じないと思います。夫が亡くなってもう13年も経ってますから。」

 涼子の夫であり、須藤製薬の会長であった須藤弘一郎は弘平が3才の時に飛行機事故で亡くなっている。

「まぁ、・・・さぞ大変でしたでしょ?須藤さんはお子さまもいらっしゃるとか・・・。」
「ええ、とてもいい子たちで助かっていますわ。」

 ・・・二人とも私の淫らな体を愛してくれていますの。・・・心の中で涼子がつぶやく。

「ですから、今日奥さまにお会いしてわかったんです。奥さまが先生のことどう思っていらっしゃるのかが・・・。」

 涼子は身を乗り出し、雪江の手を握りしめた。

「奥さま、・・・・愛する人とのセックスにタブーは無いと思いませんか?」
「え・・・?」

「私が夫と過ごしたのは六年間だけでしたけど、その間に私、夫からセックスについてたくさんのことを教わりました。何が快感につながるのか・・・。どうすれば人間はより深い快感を得ることができるのか・・・。」

 雪江は涼子に魅入られたように固まっている。涼子の切れ長の瞳が怪しく光っている。

 そう、いままで、涼子がその気になった相手でこの魅惑の瞳から逃れたものはいない。

 涼子は椅子から降り、雪江の正面に膝を突き、その足に手を這わせた。

「夫はいろいろな快感を私に教えてくれましたわ。・・・人に奉仕する快感。・・・人を隷従させる快感。・・・」

 雪江の目を見つめたまま、着物の裾をかき分け左右に開いていく。雪江の白い脚が徐々に見えてくるが、雪江は全く抵抗しようとしない。

「・・・羞恥心による快感。・・・命令する快感。」

 ・・・血のつながった肉親と交わる快感・・・涼子はその言葉は飲み込む。

「・・・排泄の快感。・・・そしてそれに触れ、味わう快感。・・・」

 ついに雪江の太腿が根元までむき出しになった。その奥に翳りが見える。正式な作法どおり下着を身につけていないのだ。

「あぁ・・・」

 ため息とも喘ぎ声ともつかない声を出し、雪江がのけぞる。涼子が、雪江の太腿に頬をすり寄せている。

「気持ちいい・・・。奥さまの肌、すてき・・・。今日は、私と一緒に気持ちよくなってくださいね。・・・ご奉仕させていただきますわ。」

 涼子の手は雪江の太腿を伝い、最も奥まったところにたどり着いたようだ。雪江の脚が自然に開いてくる。

 涼子は雪江の目を見つめたまま、雪のように真っ白な腿に唇を這わす。

「あ、ああぁ・・・須藤さん・・・」
「涼子って呼んでください、・・・奥さま。」
「りょ、涼子さん・・・私・・・どうすれば・・・」

 涼子がゆっくりと顔を上げた。片手は雪江の秘唇をまさぐっている。

「呼び捨てになさってくださいな。今日の涼子は奥さまに尽くさせていただく牝奴隷なんですから。」

 クチュクチュと音を立てているそこへ、もう片方の手で雪江自身の手を導き、涼子の指と入れ替える。すでに溢れかえっているそこは、雪江の指も簡単に飲み込んでしまった。

 涼子が艶然と微笑んだ。

「どのようにでも・・・、奥さまのお望みのままにご命じください。どんな恥ずかしいご命令でも・・・。涼子は奥さまのしもべですから。」

 新嶋は夫婦でSMやスカトロのビデオを見ていると言った。妻のことを好奇心が強いとも言った。

 ならばここから先どのようにふるまえばよいか、頭の良い雪江ならばわかるだろう。涼子はそう踏んでいた。

 涼子の牝の本能が、雪江の中にある同類の血をかぎつけたのだ。


 雪江は自らの秘唇に二本の指を入れゆっくり動かしながら、ひざまずいた涼子を見つめている。

 その瞳に、今までとは違う光が微かではあるが宿っている。快感に喘ぎながら、ためらいがちに口を開いた。

「りょ・・涼子・・・、あなたの・・・おまえの、恥ずかしい姿を見せなさい。」

 言葉を口にすることにより、自らが自分の内に眠るものに目覚めていく。今の雪江はまさにその状態だったかもしれない。

 言葉が言葉を呼び、快感を呼び起こしていくのだ。雪江の口元には、いつしか好虐的な笑みが浮かんでいた。

「いやらしい姿を見て欲しいんでしょう?涼子、おまえの一番恥ずかしい姿をお見せ。・・・さっさとその服を脱ぐのよ。」

 口ではそう言いながら、雪江の瞳は別のことを語っている。涼子はそんな気がした。

(涼子さんありがとう。私、なにかわかったような気がするの。・・・私、あなたの全てを知りたいわ。)

 涼子は頷き、立ち上がる。

「奥さま・・・・、涼子のいやらしい体を、どうぞご覧になってください。」

 その場で上着を脱ぎ、スカートも取り去る。スーツの下がハーフカップのブラジャーとガーターストッキングだけだったことは、雪江にとっても意外だったようだ。

「まぁ、涼子ったら、スーツの下はそれだけ?本当にいやらしいのね。それも脱ぐのよ。」

 雪江の瞳は語る・・・。

(素敵だわ、涼子さん。・・・きれいな体。・・・早く私に全部見せて。)

「はい、奥さま。」

 片足ずつテーブルの上に上げ、ストッキングを脱ぐ。濡れた秘唇が、否が応でも雪江の目に入ってしまう。

 ブラジャーを外せば、豊かな乳房がはじけるように飛び出し、乳首が大きくなっているのもわかってしまう。

「ふふ・・・、もう濡らしているのね。乳首も大きくしちゃって・・・なんてスケベな体なんでしょ。」

 そう言う雪江のクレバスもすでに愛液を溢れさせ、自ら愛撫するそこはグチョグチョと卑猥な音を立てている。

「さぁ、次は何を見せてくれるの?淫乱な涼子の一番恥ずかしい姿はこんなものではないんでしょう?」 

 雪江が期待するものが何であるか、もちろん涼子はよくわかっている。いっときも躊躇することなく、女として最も恥ずかしいはずの言葉を口にした。

「はい、奥さま。・・・これから涼子は、この汚らしいお尻の穴からウンチをひり出します。・・・奥さまにご満足いただけるよう、がんばっていっぱい出しますので、淫乱牝犬の排便姿をご覧ください。」

 そう言うと涼子は雪江に尻を向け、自らの尻肉を両手で力一杯広げると排便姿をさらすため力み始めた。

 白い裸体がみるみるピンク色に染まっていく。ヒクヒク蠢く菊蕾の向こうに、秘唇も丸見えになっていて、そこからは淫液がだらだらと滴り落ちていた。

「あ、・・・あぁ・・・奥さまぁ・・・・出ますぅ・・・ウンチ出ちゃいますぅ・・・」

 次第に盛り上がってきた蕾が開き、形の良い菊門から茶色の塊が姿を現した。

 まず先に固い糞塊が次々と生み出され、ボトボトと床の上に落ちる。ついで幾分柔らかいものが、今度は途切れることなく先の便塊の上に小山を築いていく。

 見られながら排泄することによるエクスタシーが涼子を襲っていた。

「あぁー、ああぁーーっ!ウンチーッ!気持ちいぃーっ!涼子、奥さまの前でウンチしてますーっ!見て、見てぇーっ!ウンチったれの牝犬涼子をご覧くださいーーっ!」

 涼子の体がガクガクと震え、その秘部から大きな音と共に小水が迸る。黄色い液体が床に大きな水たまりを作っていく。

(す、すごいわ・・・・・・)

 涼子の排泄姿を雪江は息をのんで見つめていた。特有の不快な匂いがしないせいもあり、不思議と嫌悪感はない。

 無意識のうちに自らの肉芽と秘唇を嬲る手に力がこもってしまう。雪江にもエクスタシーの波が押し寄せてきているようだ。

(涼子さん、すごい・・・。排泄することであんなに感じることができるなんて・・・。私も、・・・私にもできるのかしら・・・。ううん・・・、今はそれよりも、触れてみたい。・・・涼子さんのあのウンチに・・・、おしっこに・・・、あの素敵な香りを思い切り吸い込んでみたい・・・。味わってみたい・・・。)

 秘部をまさぐっていた手を離す。ヌチャッと湿った音がし、溜まっていた淫液が溢れ出た。

 雪江はエクスタシーの余韻に浸っている涼子を見つめながら、帯を解き着物を脱いでいく。
 

「りょ、涼子・・・」

 興奮のあまりかすれてしまった雪江の声に、涼子は我に返り振り返る。

「あ、・・・奥さま!」

 涼子はポカンと口を開け、目の前の裸体に見とれてしまった。


 雪江の肌は白い。・・・真っ白である。

 涼子も肌は白い方だが、雪江の肌はそれよりもいっそう白く、透き通っているかのようである。その肌が弛み一つなく、瑞々しく張りつめている。

 とても四十過ぎの女の体ではない。

 ツンと上を向いた乳房も、引き締まったウエストも、まるで二十代の女のようで、秘部の翳りだけが黒々と純白の裸体を飾っているのがかえって卑猥さをかき立てている。

(奥さま、・・・・なんてきれいな、・・・・予想はしていたけれど、これほどだなんて・・・・)

 天女のような雪江の口が開く。

「涼子?・・・たっぷりと出したわね。・・・・ウンチを垂れ流しながらイってしまうなんて、涼子は本当に変態なのね。そのいやらしいビチョビチョのオマンコはなに?クリトリスをそんなに大きくさせて、よがり狂って、・・・女として恥ずかしくないの?」

 その汚れを知らぬかのような容姿と、卑猥な言葉とのアンバランスがいっそう淫猥に感じられる。

 その一言一言が二人の快感を一層刺激するのだ。

 雪江自身も今まで口にしたことのないそのような言葉を口にすることによって、興奮が高まっているらしい。太腿に流れる愛液がそれをものがたっている。

「こ、こんなにたくさんのウンチ、・・・・いったいどこに入っていたのかしらね。涼子の体の中にはウンチしか入っていないの?」

 ゆっくりと・・・・スローモーションのように、雪江が大便の山に手を伸ばしていく。涼子は声もなくそれを見つめていた。

「いやらしい・・・、本当にいやらしい・・・、変態涼子のウンチ・・・・」

 グチョ・・・大便の山に手を突っ込む。

「ああ、・・・・暖かい、・・・・」

 一掴みの便を手に取り顔に近づけ、深々と息を吸い込む。

「んん・・・・、いい匂い・・・・」

 そして、・・・うっとりとした表情のまま雪江は美しい唇を開くと、その便塊をまるで最高級の料理を口にするように口にしたのだ。

「・・・・・あぁ、・・・・・美味しいわ。・・・ングング・・・なんていやらしいんでしょう。私の口にまで。・・・ング・・・入ってくるなんて、。・・・ング・・・涼子のウ、ウ・・ウンチ・・・・」

 雪江のその行動は、さすがに涼子にとっても全くの予想外だった。目の前で美しい人妻が、秘部から愛液を流しながら、涼子の大便をうっとりと咀嚼している。

(まさか、・・・・こんなにも早く順応なさるなんて、・・・なんてすばらしい方なんでしょう。・・・こんな素敵な奥さまをお持ちの新嶋先生がうらやましいわ。・・・・あ!)

 忘れていた!快感に溺れきってしまい、涼子はすっかり新嶋画伯のことを忘れていたのだ。

 さりげなく窓の方の様子をうかがうと、ガラス越しに新嶋画伯がこちらの様子をうかがっている。その表情はかなりせっぱ詰まっているようだ。

(うふふ・・・、ごめんなさい、先生。もう少しだけお待ちくださいね。)

 一心不乱に涼子の便を貪っている雪江に、涼子は優しく声をかける。

「奥さま、変態涼子のウンチをそのように味わっていただきありがとうございます。淫乱牝犬の涼子は幸せでございますわ。」

 涼子と雪江の視線が絡み合った。

「それで、・・・奥さま、・・・もしよろしければ、変態涼子のウンチで奥さまの体もお化粧させていただけないでしょうか?」

 艶然と雪江が頷く。

 涼子は両手に自分の大便をとると、雪江の胸にべっとりと押しつけた。

「あぁっ! あぁぁん・・・・」

 雪江が乳房をつき出すように身をくねらせ、色っぽい喘ぎ声をもらす。

 なおも涼子は、床に溜まった小水で手を湿らせ便を塗りやすくしながら、雪江の体に便を塗り延ばしていった。

 形の良い乳房から乳首へ、・・・乳房の下から首の回り、そして臍の回りへと・・・。

「あああん、・・・ウンチ、涼子のウンチ塗ってるのね・・・。ああん、変な感じがするわ。お肌にウンチが染み込んでくる~・・・涼子さんのウンチ、ウンチが気持ちいいーー!・・・あぁぁぁ、ウンチ!ウンチィィィーーーッ! ウンチが気持ちいいのぉぉぉーーー!」

(あら、”涼子”が”涼子さん”に戻ってしまったわ。・・・そろそろ仕上げに入りましょうね。)

「さあ奥さま、お顔もきれいにしましょうね。」

 雪江の頬にも便を延ばしていく。

「とってもきれいですわ、奥さま。」

 雪江がとろりとした目で涼子を見つめる。

「あぁ、・・・涼子さん、・・・・私、・・・・幸せだわ、・・・こんな素敵な世界があったなんて・・・。涼子さん、・・・ありがとう。・・・」
「私も、奥さまのような方とお知り合いになれて幸せですわ。奥さまは今日生まれ変わったんです。今日からの奥さまは、私と同じ淫乱ウンチ奴隷なんです。」
「淫乱・・・ウンチ・・・奴隷」

 同じ言葉を繰り返す、雪江の表情はさらに何かを求めている。それもそうだろう、雪江はまだ絶頂を極めていないのだ。

「あぁ、・・・涼子さん、・・・」
「なんですか、奥さま。」
「私も、・・・・私も、ウンチしたいわ。・・・淫乱・・・ウンチ・・・ど、奴隷・・・ウンチ奴隷の雪江のウンチ、・・・ウンチをして、か、感じちゃういやらしい姿を・・・涼子さんに見て欲しい。・・・」

 涼子は精一杯優しく微笑み、雪江を立たせた。

「もちろん見て差し上げますわ。・・・私も奥さまのウンチ、味あわせていただきたいんですもの。・・・でも、その前に美しくお化粧した奥さまの姿、先生・・・ご主人様に見ていただきましょう。」

 ゆっくり雪江を振り向かせる。雪江はずっと窓に背を向けていたので、新嶋画伯からは雪江の大便に彩られた姿は見えていなかったのだ。

 窓ガラスの向こうで新嶋画伯が息をのんでいるのがわかる。

「あぁ、・・・・あなた、・・・」


 涼子が囁く。

「奥さまは生まれ変わったんですから、あなたなんて呼んではいけませんわ。あそこにいらっしゃるのは、奥さまの大切なご主人様です。」
「ご、しゅ、じん、さま・・・」
「そう、ご主人様です。・・・さぁ、ご主人様がお待ちですわ。最高の快感は最愛のご主人様と一緒に分け合いましょうね。」

 涼子が雪江の手を取って、窓に向かって歩き始めた。
 

 新嶋画伯の前のガラスサッシが涼子によって開かれる。一歩室内に踏み込んだ新嶋の前に、体と頬を茶色く染めた雪江夫人が、両手を広げ微笑みながら立っている。

「あなた、・・・・ご主人様、私、きれいですか?」

 新嶋がごくりと唾を飲む。

「涼子さんにお化粧していただいたの。・・・涼子さんのウンチとっても美味しいんですのよ。」

 新嶋の足下にひざまずき、服を脱がせ始めていた涼子が、新嶋を見上げた。

「ご主人様、・・・お待たせして申し訳ありませんでした。奥さまをお返しいたしますわ。・・・ご主人様の奥さまは、たった今生まれ変わりになられました。今日から奥さまはご主人様のウンチ奴隷です。」

 サマーセーターを脱がせながら、その耳元に囁く。

「そして、今日は”私も”ご主人様のウンチ奴隷ですわ。・・・せ・ん・せ・い・・・」
「お・・・、す、須藤さん・・・」

 涼子が微笑む。

「いやですわ、涼子とお呼びになってくださいな。・・・さぁ、ご主人様、淫乱ウンチ奴隷の奥さまをよく見てさしあげてくださいませ。」

 素裸になった新嶋が雪江と向かい合う。新嶋の分身は痛いほどにそそり立っている。

「きれいだ、雪江、・・・君のこんな姿を見られるなんて夢のようだよ。・・・」

 雪江が顔を赤く染める。その仕草はまるで少女のようだ。

「ご主人様、・・・私、・・・・」

 言葉に詰まる雪江に、涼子が助け船を出す。

「ご主人様、・・・淫乱ウンチ奴隷の奥さまはご自分の排泄姿を誰かに見て欲しいようなんです。・・・どうなさいます?」
「どうって、・・・・儂は雪江のウンチなら、・・・その・・・口に直接して欲しいくらいだが、・・・・」

 涼子は笑っている。

「それはちょうどいいですわ。それじゃあご主人様はそこに横になってくださいますか?背中が少し痛いかもしれませんけど、ちょっと我慢なさってくださいね。」

 新嶋を床に横にならせる。

「奥さまは、ご主人様の顔の上に跨って。・・・そう、頭の方にお尻を向けて、・・・」

 雪江の白い双臀が新嶋の顔を隠す。

「ああああ、・・・・ご主人様、・・・・私、こんな格好して、・・・・本当にウンチしちゃってよろしいんでしょうか?ご主人様のお顔を・・・ぁぁぁ、恥ずかしいウ、ウンチで汚してしまいますぅ・・・」

 尻の下から、新嶋の声が響く。

「いいんだよ。思い切りしなさい。・・・その、・・・儂の命令だ。・・・」

 その様子を見ながら、涼子は新嶋の脚の間に移動していた。そそり立っている新嶋の分身に手を添える。

「奥さま、・・・ご主人様のオチンチン、私にいただかせてくださいね。・・・」

 雪江が頷く。

「いいわ、涼子さん。・・・ご主人様のオチンチン愛してあげてくださいね。」

 雪江の承諾を得、涼子は嬉々として新嶋の肉棒にむしゃぶりついた。

 新嶋の分身が涼子の口の中で大きく膨れ上がりびくびくと震えている。絶頂が近づいているのかもしれない。無理もない、今日は今まで相当我慢していたのだろう。


(先生、たっぷりお出しになってくださいね。先生のザーメン、涼子が一滴残らずいただきますわ。)

 新嶋の顔の上で力んでいた雪江にも、限界が近づいているようだ。

「涼子さん、・・・あぁ、出そう、・・・んんん・・・・んあ・・んふぅ・・・あ、で、出る!・・・・ご主人様、・・・ウンチ・・・ウンチが出ちゃいますぅぅ。・・・あああ・・・涼子さんもぉ・・・ぁぁ、ご、ご覧になってぇ・・・い、淫乱ウンチ奴隷の、雪江の・・・ウンチ! ウンチをーーーご、ご覧になってーー!!・・・あああああ! ご主人さまぁーー!雪江、ウンチ、ウンチが出ちゃいますぅぅぅ! ウンチ出ちゃうぅぅーーー!」


 そして・・・、

 雪江は大量の糞便と小便を夫の顔面にぶちまけると同時にオルガスムスに達し、それと同時に新嶋も涼子の口中に、六十過ぎとは思えないほどこってりした精液を大量に放出したのだった。

 涼子はその目的を達成したのである。


 
 そのあと、今度は新嶋の排便を雪江と涼子が顔を寄せ合って受け止め、互いに口づけするように貪りあった。

 さらに涼子が排泄後の菊門を舐め回す前で、雪江は大便まみれの口で新嶋の肉棒をしゃぶりそそり立たせた後、自らの秘唇に受け入れ、新嶋は今日二度目の放出を愛する妻の体内の奥深くに放ったのである。

 事後の雪江の膣口から新嶋の精液と雪江の愛液を涼子が啜り、舌でそこを清めたのはいうまでもない。


 また、風呂場で互いの体を洗いあったあと、雪江は涼子のリードでアナルの処女も新嶋の肉棒によって破られたのだ。

 夕食をごちそうになることになり、雪江の手料理を待つ間にも今度は涼子が新嶋にアナルを貫かれ、結局この日新嶋は雪江と涼子の中で二回づつ、計四回もその精を放出したのだった。年齢からすれば驚異的な精力といえることである。

 最後にはさすがに疲れたのか、涼子が新島宅を辞するときには新嶋はソファーに身を沈めウトウトとまどろんでおり、代わりに雪江が玄関まで見送りに出てくれた。

 
「あの、・・・涼子さん?」

 廊下を歩きながら雪江が遠慮がちに声を発する。

「なんでしょう、奥さま?」

 さっきまであれほどよがり狂い、乱れていた雪江と同一人物とはとても思えない。平素通り和服をきっちり着こなした、清楚な人妻がそこにいる。

「その、・・・今日のようなプレイは、・・・その、・・・」

 涼子も先ほどまでとは別人のように、きりりとしている。雪江が言いたいことをもちろん涼子は分かっている。

「ええ、もちろん、我が社では単に商品の納入だけではなく、実地の指導もそのメニューに加えていますわ。お客様のニーズに合わせて、私以外にも適切なスタッフを派遣しております。・・・今日のプレイは、初回ということでサービスにさせていただきますので、そのように先生にもお伝えください。」


 ではあの口づけもなにもかも、涼子は仕事上のプレイだったと言うのだろうか?・・・涼子の口から流れてくる流暢な説明を聞きながら雪江は少し寂しい気持ちがしていた。


 玄関につき、靴を履いた涼子がふりかえる。涼子の方が相当身長が高いので、こうするとちょうど目線がそろうくらいになる。

 涼子の言葉にはまだ続きがあった。

「ただ・・・」

 ただ・・・?

 いきなり涼子が雪江の手を引き、抱き寄せる。そしてその耳に甘く小さな声で囁いた。

「奥さまからのお誘いでしたら、いつでも私、個人的にお相手させていただきますわ。・・・もちろん先生には内緒ですけど。」
「りょ、涼子さん!」

 雪江の口を涼子の唇が塞ぐ。

「んんん!・・・ぅむ・・・」


・・・長い口づけのあと、涼子はバッグから名刺を取り出し、裏にさらさらと何か書いて雪江に差し出した。

「名刺をお渡ししておきますね。こちらは私のプライベート用のナンバーです。・・・うふふ、どうぞいつでも・・・いつでも、お電話くださいね。」

 再び雪江の耳元に口を寄せる。

「・・・そのときは、そのいやらしい体に、臭いウンチをたっぷりと溜めておくのよ。・・・いいわね、雪江。」


 雪江の返事を待たず、深々と礼をすると涼子は玄関の戸を開け立ち去った。

 残された雪江は、涼子の名刺を胸に抱き頬を赤く染めて、しばらく一人玄関に立ちつくしていたのである。
 
 
  1. 2012/05/22(火) 16:10:12|
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あきらです。 最近まったく更新してなかったHPを思い切って閉鎖し、ブログで順次再公開していくことにしてみました。 はじめての方もそうでない方もどうぞよろしくお願いします。

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